タイトル
時間割コード:5542448 日本語シラバス 英語
サブカルチャー概論[Introduction to Subculture]
 
担当教員
清田 友則[KIYOTA TOMONORI]
開講学部等 教育人間科学部 対象年次 2〜4 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス  
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
「サブカルチャー」の概念は、いまだ明確に定まっていない。狭義の「サブカル」(漫画、アニメ、オタク文化、ネット文化)から、広義の通俗文化、ポップカルチャー、ユースカルチャー、エンタテインメント、消費文化、さらには現代文化全般と、人によって定義は様々である。。本授業では、こうした不明瞭さをそれ自体サブカルチャーの特徴かつ強みと捉え、それぞれの観点から捉える「サブカルチャー」のありようを多角的に探っていく。概論とはいえ対象やテーマが広い範囲におよぶため、スピーディーで能率的な情報収集・整理・把握能力が、授業運営にあたっても求められる。毎週一冊の過酷な読書ノルマをあえて課すのもそのためであり(ただしテキストのほとんどは数時間で読める新書)、脳内「データベース」を常に最新の状態に「更新」しておくことは欠かせない。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1.   オリエンテーション
2.   内田樹『日本辺境論』を読む
3.   内田樹『街場のメディア論』を読む
4.   東浩紀『動物化するポストモダン』を読む
5.   東浩紀『ゲーム的リアリズムの誕生』を読む
6.   これまで読んだ4冊について、グループ毎に分かれたプレゼン・ディスカッション。
7.   円堂都司昭『ゼロ年代の論点』を読む
8.   大塚英志『物語消滅論』を読む
9.   速水健朗『自分探しが止まらない』を読む
10   佐々木敦『ニッポンの思想』を読む
11.   これまで読んだ4冊について、グループ毎に分かれたプレゼン・ディスカッション
12.   若桑みどり『お姫様とジェンダー』を読む
13.   四方田犬彦『「かわいい」論』を読む
14.   斎藤環・酒井順子『「性愛」格差論』を読む
15.   斎藤環『思春期ポストモダン』を読む
16.   これまで読んだ4冊について、グループ毎に分かれたプレゼン・ディスカッション
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1. たくさんの本を読み、たくさんの知識と教養を身につけることができる。[a]
2. 「双方向的」な授業を通じて、様々な未知、既知のテーマについての議論力を高めることができる。[c]
※[  ]内はYNUイニシアティブに掲げる実践的「知」との相関をあらわす。
「実践的「知」:a.知識・教養 b.思考力 c.コミュニケーション能力 d.倫理観・責任感」
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
小テスト50%、発言等の毎回のパフォーマンス50%。場合によって(学生のパフォーマンスがよくない場合)、学期末テストやレポートを課すこともある。欠席は大幅な減点。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
毎回授業のはじめに課題図書にかんする小テスト(20分ほど)。そのあと、講義、質疑応答、ディスカッション。
 
キーワード  
-
 
備考  
ノルマはきついが、報われるものは大きい。
 
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