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この科目は、1年次秋学期の「教育実施研究」をふまえ、3年次の「教育実習」へとつながる科目である。 学校教育の分野とりわけ教員養成では、理論と実践の往還による指導力の育成が求められている。学校現場の実習は1年次「教育実地研究」、2年次「スクールデー実践」、さらに3年次「教育実習」、4年次「教職実践演習」と続く。本授業は「教育実地研究」の振り返りの下、実習(見学、実験、製作、制作等を含む)を行う。 スクールデー実践Cでは、子どもとのかかわりをテーマに、アシスタントティーチャーとして学校現場での授業支援等に取り組む。小・中学校等に週1回で3ヶ月程度出向いて、やや長期的な視点から児童の指導、授業の実践、教員・保護者・地域との連携に関する能力を伸ばす。
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・4/12(金)2限にオリエンテーションを行う。詳細については授業支援システムを見ること。 ・オリエンテーションまでに必ず授業支援システムの仮登録をすること。
第1回:オリエンテーション、アシスタントティーチャーの心得、活動計画表の作成 第2〜7回: 小・中学校等でのアシスタントティーチャー実習(基礎編) 第8回: 実践(基礎編)の振り返りとディスカッション、発展的な課題の設定 第9〜14回: 小・中学校等でのアシスタントティーチャー実習(発展編) 第15回:総合的振り返り、今後の大学授業や教育実習への課題の発表、全体報告会
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下記項目について予習及び復習が必要となる。 ・1年生「教育実地研究」の振り返りのため、関連資料やレポートの整理 ・学校で働くための心得についての予習・復習 ・アシスタントティーチャーで見出された課題の整理 ・発表・質疑応答の準備、報告書の作成
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・一人ひとりの背景まで意識して児童・生徒理解に努め、同僚や保護者等と連携しながら児童・生徒を指導する手立てを身に付けている。 ・一人ひとりの学習状況を把握し、授業における適切な板書や発問等の指導技術を説明することができる。 ・教員との協議や行事への参加を通じ、学校教員の一員として協力して業務に取り組むための手立てや、保護者や地域と連携するための手立てを説明することができる。
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・児童・生徒理解の意義や重要性を理解し、個や集団の児童・生徒を指導する上での基本的な手立てを身に付けている。 ・授業における板書や発問等の基本的な指導技術を身に付けている。 ・学校教員の一員として協力して業務に取り組むことができる。
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この科目は「合格」「不合格」で評価される。スクールデー実践ではA・B・Cから一つ選択して履修するが、それらの学生の学修を統一した基準での5段階の成績グレード(秀・優・良・可・不可)で表すのは難しいためである。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
児童・生徒理解 | | | | 児童・生徒理解の意義や重要性を理解し、個や集団の児童・生徒を指導する上での基本的な手立てを身に付けている。 | |
指導技術 | | | | 授業における板書や発問等の指導技術を身に付けている。 | |
学級・学校の運営 | | | | 学校教員の一員として協力して業務に取り組むことができる。 | |
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学生は小・中学校等のアシスタントティーチャーとして、学校現場に出向いて授業支援等を行う。具体的には、児童・生徒の変化を観察し、その上で個や集団の児童を指導する手立てを身に付ける。また、教員の補助者として授業に参加し、板書や発問等の基本的な指導技術を身に付ける。さらに、教員との協議や行事への参加を通じ、学校教員の一員として協力して業務に取り組む手立てを身に付ける。
授業の流れは次の通り。 ①大学教室でオリエンテーションを受け、担当教員の指導の下、アシスタントティーチャーの心得の理解、活動計画表の作成を行う。 ②小・中学校等でのアシスタントティーチャー実習に週1回で6回(6週間)程度取り組む。基礎編と位置付け、その学校における業務、状況や課題を把握することを重視する。 ③大学教室でそれまでのアシスタントティーチャー実習の振り返りを行う(中間報告会)。担当教員及びアドバイザーの指導の下、ディスカッションを行い、各学生が各自の課題(発展的な課題)をまとめる。 ④小・中学校等でのアシスタントティーチャー実習に週1回で6回(6週間)程度取り組む。発展編と位置付け、各学生が基礎編の実習で見出した課題を念頭に、児童・生徒理解や指導技術の向上、学校業務の理解に努める。 ⑤大学教室でアシスタントティーチャー実習12回程度分の総合的な振り返りを行う。担当教員及びアドバイザーの指導の下、今後の大学授業や教育実習に向けた課題についての発表会(全体報告会)を行い、報告書を作成する。
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スクールデー,アシスタントティーチャー,小学校,中学校
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小・中学校等の教員就職を希望する学生の履修を推奨する。
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