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「書写」は、小・中学校の国語科に位置づけられている。その教育実践に必要な能力と素養を高め、教育内容を認識して、書写技能の習得から実践の方法までを学ぶ。 <実務経験のある教員による授業科目の学修成果(学生が身に付ける能力)> 国語科教員として実務経験をもつ専任教員により、国語科書写授業の実務経験を生かして体験的に学修する授業を行い、書写の知識や技能を実習を通して習得し、書写指導の課題を示すことができる能力を身に付けさせる。
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1. 書写教育の役割 2. 書写教育の概要 3. 国語科の目標と書写指導のねらい 4. 書写の学習内容と要素 5. 書写の実技および学習順序 6. 楷書の学習(1) 7. 楷書の学習(2) 8. 楷書の学習(3) 9. 楷書の学習(4) 10.楷書の学習(5) 11.楷書に調和する平仮名 12.楷書に調和する片仮名 13.配置・配列の研究 14.日常化への研究 15.楷書のまとめ 16.行書の学習(1) 17.行書の学習(2) 18.行書の学習(3) 19.行書の学習(4) 20.行書の学習(5) 21.行書の学習(6) 22.行書の学習(7) 23.行書の学習(8) 24.行書の学習(9) 25.行書の学習(10) 26.行書に調和する平仮名 27.行書と仮名の調和 28.実用書の研究 29.書写の学習材開発 30.言語文化と書写教育(授業のまとめ) 31.
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・書写の学習内容に関する知識・技能(テキストの内容)の予習復習 ・授業で扱った書写教材の技能練習(復習)
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小・中学校の国語科「書写」の教育実践に必要な能力と素養を高め、教育内容を理解して、書写技能及び実践の方法が習得できている。
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1.書写教育の目的・内容・方法を理解し、説明できる。 [a] 2.書写教育に必要な知識及び技能を習得し、課題に生かせる。 [a] 3.書写的な文字を理解し、硬筆及び毛筆によって分析的に書けるようにする。 [b] 4.グループ学習などを通じて、課題解決の過程で学び合い、主題について深めるようにする。 [c] ※[ ]内はYNUイニシアティブに掲げる実践的「知」との相関をあらわす。 「実践的「知」:a.知識・教養 b.思考力 c.コミュニケーション能力 d.倫理観・責任感」
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出席率30%、事前・事後課題30%、期末提出課題40%の加重平均で成績を評価する。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
理解度 | 授業内容を越えた自主的な学修が認められる。 | 授業内容をほぼ100%理解している。 | 到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。 | 到達目標に達していることが認められる。 | 到達目標に達していない。 |
課題解法能力 | 解法が分からない他人にアドバイスができる。 | 何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。 | 参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。 |
調査能力(予習) | 自ら進んで予習範囲を越えて調べている。 | 予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。 | 指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。 | 指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。 | 指示された範囲は予習が不十分である。 |
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授業では、講義及び実技が中心となるが、実践的な知識や方法を身につけるため、事前・事後の課題や関連課題による課外の技能練習を適宜取り入れる。授業では、他者の表現を観察し、ディスカッションするなどの活動も取り入れる。
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9784860121020
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国語科書写の理論と実践
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全国大学書写書道教育学会 編,全国大学書写書道教育学会,
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萱原書房
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2020
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9784860120467
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明解書写教育
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全国大学書写書道教育学会 編,全国大学書写書道教育学会,
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萱原書房
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2009
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関連科目:「書法Ⅰ」「書法Ⅱ」「書道史」「書論・鑑賞」「書道科教育法A」「書道科教育法B」
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書写が好きになれる授業を目指しています。ぜひ学んでみてください。
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