タイトル
時間割コード:7150025 日本語シラバス 英語
卒業研究[Senior Thesis / Projects]
 
担当教員
金馬 国晴[KINMA KUNIHARU]
開講学部等 教育学部 対象年次 4〜4 単位数 4 使用言語 日本語
開講時期 通年 開講曜限   クラス  
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 卒論・卒研
特記事項  
ナンバリングコード SE.3511 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
教育学における問題点解決の方法を学ぶためには,実際にプロジェクト・ベースの課題を実施してみる必要がある。卒業研究はそのために実施するひとつのプロジェクトであり,これによって教育学部における学習・教育目標を最終的に達成することができる。卒業研究では学校教育,心理学,教科教育,特別支援教育またはそれに類する学問分野における研究テーマを一つ選び,約1年間かけて教員の直接指導のもとで研究を行う。3年生までに修得した幅広い基礎知識を基盤として,それらを合理的に統合しながら、自分の独創性を加味することで、一歩一歩成果を出していく。それを通じて,問題発見・解決,基礎知識,創造性,プロジェクトマネジメントの各能力を向上させることができる。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
教育学部の指定する卒業研究着手条件を満たすすべての学生に対して,配属された研究室の教員の指導により,卒業研究を実施し,成果を卒業論文としてまとめる。研究成果の審査は後学期末に行う。
1年間の大まかなスケジュールは下記の通りである:
【4月上旬】   オリエンテーション
【4月上旬以降】 各自が研究を実施
【1月下旬】   卒業論文提出
【2月初旬】   卒業論文発表会(審査会)
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
予習,復習は指導教員の指示に従って行う旨が別途指示される。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
研究課題の目的と達成するべき目標を十分に理解していることが必須である。さらに,実際に目標を達成し,その成果を分かりやすく論文とプレゼンテーションとで説明できる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
研究課題の目的と達成するべき目標を十分に理解していることが最低限の目標である。

(1)研究課題の社会的背景と社会に及ぼす効果を説明できる[d]
(2)研究内容の教育学的な位置づけを説明できる[a]
(3)研究内容が独創的であり,先行研究との相違や新たな問題解決に資することを説明できる[b]
(4)研究の実施を通じて,問題発見・解決,基礎知識,創造性,プロジェクトマネジメントの各能力を涵養することを示すことができる[b]
(5)研究室でのミーティングに参加し,自らの研究発表を行うとともに,他人の発表を聴き,意見のやり取りをすることができる[c]
※[  ]内はYNUイニシアティブに掲げる実践的「知」との相関をあらわす。
「実践的「知」:a.知識・教養 b.思考力 c.コミュニケーション能力 d.倫理観・責任感」
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
卒業論文および卒業論文審査会における発表内容の理解度と質疑応答の結果による評価(20%)と,1年間を通じた研究への取り組み姿勢と理解度(80%)により成績をつける。原則として卒業論文審査会には,各領域担当の全教員が参加し,最終成績は領域担当の全教員の合議を経て決定される。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度研究内容を越えた自主的な学修が認められる。研究内容をほぼ100%理解している。到達目標には達してしているが、履修目標には不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
問題および研究仮説の設定能力問題設定が進まない他人にアドバイスができる。自ら問題を設定し,研究仮説を提案することができる。複数の疑問から,問題を設定することができる。複数の疑問を挙げることができる。疑問を持つことができない。
調査能力研究を自ら進んで範囲を越えて調べている。研究範囲を十分に理解し、他人に説明できる。指示された研究範囲の理解にあいまいな点がある。指示された研究範囲は研究をするが、理解が不十分である。指示された範囲の達成度が不十分である。
問題解決方法を立案する能力解決方法の立案が進まない他人にアドバイスができる。研究仮説を立証するための最善の方法を提案できる。研究仮説を立証するための複数の方法を提案できる。研究仮説を立証するための方法を提案できる。問題の解決方法を提案できない。
研究を総括する能力研究総括が進まない他人にアドバイスができる。研究成果をまとめて,分かりやすく,他者を納得させる発表ができる。研究成果をまとめて,分かりやすく発表できる。研究成果をまとめて発表できる。研究成果をまとめることができない。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
指導教員の指導のもとで研究を実施し,研究室のミーティングに参加する。研究成果を卒業論文として執筆する。
 
教科書  
教科書1 ISBN
書名 -
著者名 出版社 出版年
 
教科書補足  
指導教員が指定する資料や、自らが入手した資料を使用する。
 
参考書  
参考書1 ISBN
書名 -
著者名 出版社 出版年
 
参考書補足  
指導教員が指定する資料や,自らが入手した資料を使用する。
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
各入学年度の卒業研究着手条件が履修条件である。
 
教員からの一言  
現場教師の研究会・実践検討会、公開授業、学生の会、ワークショップ・ファシリテーションの講習などを2研214前と2研201前の掲示板で案内中。連絡をくれればメーリスでも案内します。
 
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