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「都市と都市計画」で身につけた基礎的知識をベースに、都市計画を実践的に理解することが本授業のねらいである。とりわけ都市にかかわる主体である行政、民間事業者、市民それぞれの役割について理解することを目的とする。前段となるこのパートでは、行政が中心となる都市計画の体系を、計画制度、規制制度、事業制度の3つの面から概説し、具体事例の紹介を通して、市街地の制御や街並み形成等がこうした諸制度によっていかに再生産されているかについて理解を深める。大規模ニュータウンの建設や市街地開発事業についても今日の動向・課題も含め一定の知識を得る。
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<都市計画の体系と市街地の整備・開発・保全・活用・管理> 1 都市計画制度の構成と都市計画の実際 2 <計画>:計画制度、事例 3 <規制誘導>:規制誘導制度、事例 4 <事業>:事業制度、事例 5 地区計画等を用いたきめ細かな環境形成 6 大規模開発とニュータウン:その経緯と今日的課題 7 都市開発プロジェクトと再開発:その経緯と今日的課題 8 まとめと試験
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1 配布資料や参考書の中で興味をもった事例を調べてみる。 2 身の回りの都市計画やまちづくりについて調べてみる。
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1 都市づくりにおける:計画制度、規制・誘導制度、事業制度の役割の違いを理解する。 2 地区レベルの計画規制制度である地区計画の役割と住民参加の関係を理解する。 3 都市開発の手法や事例について基本的な理解を得る。
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1 具体的な都市計画やまちづくりの事例を説明できる。[a] 2 具体的な都市計画やまちづくりについて評価できる。[b] 3 具体的な都市計画やまちづくりに関して議論できる。[c]
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各回におけるリアクションコメント(30%)及び試験(レポート:70%)の内容によって判定する。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
理解度 | 授業内容を越えた自主的な学修が認められる。 | 授業内容をほぼ100%理解している。 | 到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。 | 到達目標に達していることが認められる。 | 到達目標に達していない。 |
課題解法能力 | 解法が分からない他人にアドバイスができる。 | 何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。 | 参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。 |
調査能力(予習) | 自ら進んで予習範囲を越えて調べている。 | 予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。 | 指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。 | 指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。 | 指示された範囲は予習が不十分である。 |
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9784395321100
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アーバンデザイン講座
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前田, 英寿, 1965-,遠藤, 新,野原, 卓, 1975-,前田英寿, 遠藤新, 野原卓, 阿部大輔, 黒瀬武史 著
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彰国社
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2018.5
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関連科目として都市と都市計画ⅠⅡ、都市計画とまちづくりⅡ、建築法規があり、受講しておくことが望ましい。
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