タイトル
時間割コード:823403Z 日本語シラバス 英語
地域環境計画演習[Regional and Environmental Planning Exercises]
 
担当教員
野原 卓, 田中 稲子, 吉田 聡, 稲垣 景子, 清野 友規, 尹 莊植[NOHARA TAKU, TANAKA INEKO, YOSHIDA SATOSHI, INAGAKI KEIKO, KIYONO TOMOKI, YOON JANGSHIK]
開講学部等 都市科学部 対象年次 3〜4 単位数 4 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス  
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 演習
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
地域環境計画演習は、建築単体のみならず、地域都市環境を「実験・調査(Research)」し、その結果を「分析(Analyse)」し、地域環境を「計画(Plannning)」するための総合的な技術や知識を身につける実践的演習である。本演習は、建築環境工学・都市計画・都市環境管理計画の3つの研究分野の内容を含み、全てを履修することが必要である。

 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
「都市計画・都市デザイン課題」「建築環境・地域環境計画課題」の2つの課題を課す。
いずれの課題も、
 ① 調査・実験
 ② 分析
 ③ 計画提案
のステップを踏みながら進めていく。

第1週 ガイダンス
第2-9週 都市計画・都市デザイン課題
第10-17週 建築環境・地域環境計画課題

【参考】
(令和5年度の演習内容)
都市計画・都市デザイン課題 「地域環境デザイン@横浜」
建築環境・地域環境計画課題 「YNUエコキャンパス計画」

 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
建築・都市・地域の環境に関する調査・見学、実験・計画等に関わる基礎知識を、予習、復習する。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
・都市計画
 都市計画及びその関連科目で学んだものを、実際の都市や地域・地区を取りあげて自ら考え、提案することを目標とする。その過程で地図や統計・資料の所在や使い方を十分に修得する。

・都市環境管理計画
 地域の特性を調査し、自然環境への配慮だけではなく、安全性や快適性、利便性を十分に確保しながら、自然環境をうまく活用していく方法、省エネルギーを図る方法を十分に習得する。

・建築環境工学
 ①屋外の音・光環境に関して、観察や計測器を用いての実測を行い、各種騒音評価指標の理解、計測方法の習得、街区や都市の音・光環境に関する知見の習得を十分に行う。
 ②身近な建築空間を対象として、熱・空気・光・音などの建築環境を客観的に捉えながら、利用者の目線から快適な空間となるような改善提案を十分に行う。
 
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
・都市計画
 都市計画及びその関連科目で学んだものを、実際の都市や地域・地区を取りあげて自ら考え、提案することを目標とする。その過程で地図や統計・資料の所在や使い方を修得する。

・都市環境管理計画
 地域の特性を調査し、自然環境への配慮だけではなく、安全性や快適性、利便性を十分に確保しながら、自然環境をうまく活用していく方法、省エネルギーを図る方法をを習得する。

・建築環境工学
 ①屋外の音・光環境に関して、観察や計測器を用いての実測を行い、各種騒音評価指標の理解、計測方法の習得、街区や都市の音・光環境に関する知見の習得を行う。
 ②身近な建築空間を対象として、熱・空気・光・音などの建築環境を客観的に捉えながら、利用者の目線から快適な空間となるような改善提案を行う。

 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
それぞれの調査・実験・見学・エスキスチェックへの出席、所定のレポート・成果物等の提出および発表により評価を行う。第一課題における授業時の議論・発表・成果物(50%)、第二課題における授業時の議論・発表・成果物(50%)で評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
都市・地域の資源や課題を調査、分析により明らかにする客観的な調査、分析により都市・地域の資源や課題を発見することが出来る。助言をもとに客観的な調査、分析により都市・地域の資源や課題を発見することが出来る。助言をもとに都市・地域の資源や課題を発見することが出来る。都市・地域の資源や課題について意識することが出来る。都市・地域の資源や課題について意識することが出来ない。
都市・地域の調査・分析結果をもとに、目指すべき都市像・地域像を提案できる。都市・地域の調査・分析結果をもとに、目指すべき都市像・地域像を具体的に提案できる。都市・地域の調査・分析結果をもとに、目指すべき都市像・地域像を提案できる。都市・地域の調査・分析結果をもとに、目指すべき都市像・地域像を具体的にイメージできる。都市・地域の調査・分析結果をもとに、目指すべき都市像・地域像をイメージできる。都市・地域の調査・分析結果をもとに、目指すべき都市像・地域像を提案できない。
目指すべき都市像・地域像の実現のためのプログラム、制度を計画できる。目指すべき都市像・地域像の実現のためのプログラム、制度を具体的に計画できる。目指すべき都市像・地域像の実現のためのプログラム、制度を計画できる。目指すべき都市像・地域像の実現のためのプログラム、制度を具体的に考えることができる。目指すべき都市像・地域像の実現のためのプログラム、制度を考えることができる。目指すべき都市像・地域像の実現のためのプログラム、制度を計画できない。
建築や地域のエネルギー消費の特性を分析することが出来る。建築や地域のエネルギー消費の特性を分析しまとめることが出来る。建築や地域のエネルギー消費の特性を分析することが出来る。助言をもとに建築や地域のエネルギー消費の特性を分析することが出来る。建築や地域のエネルギー消費の特性を意識することが出来る。建築や地域のエネルギー消費の特性を意識することが出来ない。
建築や地域の環境計測、分析により実態把握ができる。建築や地域の環境計測、分析により詳細な実態把握ができる。建築や地域の環境計測、分析により実態把握ができる。助言をもとに建築や地域の環境計測、分析により実態把握ができる。建築や地域の環境計測、分析ができる。建築や地域の環境計測、分析ができない。
環境計測に基づいて環境改善提案ができる。環境計測に基づいて具体的な環境改善提案ができる。環境計測に基づいて環境改善提案ができる。助言により環境計測に基づいて環境改善提案ができる。環境改善提案ができる。環境改善提案ができない。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
必要に応じて資料を配布します。
各課題グループワークを基本とします。
各課題、エスキス(相談)、中間発表、最終発表のステップで進めます。
最終発表には担当教員の他、関連分野の教員や、外部の関係者、専門家を招いて実施することもあります。
 
教科書補足  
特に指定しないが、必要に応じて参考資料等を配布・紹介する。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784627553514
書名 都市の環境設備計画
著者名 出版社 森北出版株式会社 出版年 2020
 
参考書補足  
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履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
・都市計画は、フィールドワーク論・演習、都市と都市計画、都市計画とまちづくり、建築法規を履修していることが望ましい。
・都市環境管理計画は、都市環境リスク共生論A・B、都市環境設備計画Ⅰ・Ⅱを履修していることが望ましい。
・建築環境工学は、建築環境計画Ⅰ・Ⅱ、建築熱・空気環境Ⅰ・Ⅱ,建築音・光環境A・B,設備計画Ⅰ・Ⅱを履修していることが望ましい。



 
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