タイトル
時間割コード:841203Z 日本語シラバス 英語
MAB/SDGsグローバル化演習I[Global Exercise in Man and the Biosphere Programme for SDGs Ⅰ]
 
担当教員
小池 文人[KOIKE FUMITO]
開講学部等 都市科学部 対象年次 1〜4 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
横浜国大におけるユネスコチェアのテーマであるEducation in biosphere reserves for sustainable societiesに関する海外実習を行う.Biosphere reserves(生物圏保存地域,https://en.unesco.org/biosphere)や国立公園などの自然保護区を訪問し,参加学生の学部における専門を生かして,自然保護区や関係する周辺地域におけるsustainable societiesの実現のために何ができるのか考える.
なお教員が計画する派遣では,成績や家計状況の基準(JASSOの2種奨学金相当)により,奨学金や旅費支援を利用できることがある.
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
教員が引率する派遣やJASSO等での奨学金による派遣に加えて,夏休みなどに学生が企画して私費渡航で行うBiosphere Reserveや国立公園などでの研究・研修も可能.
学務情報システムでの履修登録は不要で,研修を行った後に教員が成績を登録する.

履修の進行は以下の通りである.
<学期開始>
1.授業支援システムに仮登録を行う.その後の連絡は仮登録学生に対して行う.
2.事前知識を得るために副専攻必修科目を履修(「MAB計画とSDGs」などを履修).
  事情により履修できない場合はビデオ教材で研修する
  日本語:https://www.youtube.com/watch?v=BtOicniNDQw
  英語:https://en.unesco.org/news/japanese-biosphere-reserves-review-50th-anniversary-unescos-mab-programme
<出発1ヶ月前まで>
3.研修計画書を科目担当教員koike-fumito-nx@ynu.ac.jpに提出
  記載内容は,調査研修先の国立公園・Biosphere Reserveなどの名称,主な調査研修内容(400字程度),研修期間中の毎日の午前と午後の行動内容,調査研修中の毎日の宿泊先ホテル名,日本出国日と帰国日).
4.本学共通の渡航手続きを行う.本学のオンライン海外安全講習を渡航前に履修(注1),海外旅行保険加入,必要に応じてOSSMA加入,渡航に関する渡航届けや誓約書を提出
<海外研修>
5.研修を実施する.学生企画の場合の現地での研修は3日以上
<帰国後>
6.レポートを作成して科目担当教員に提出
  レポートには,訪問調査の日程,地域とBiosphere Reserveの状況の記載,インタビューや観察で明らかになった課題(保全,利用,地域の課題など)や自分で発見した魅力,自らの学部での専門を生かしてその課題や魅力の発展にどのように貢献できるか,などを記載する.
7.学期末などに成果報告会
8.教員が成績登録を行う.学生による学務情報システムでの履修登録は不要.

(注1)
海外安全講習(オンライン)の履修方法
(ア)授業支援システムで、「海外安全講習」の履修仮登録を行う。
(イ)「海外安全講習」に収められている動画教材「海外での安全管理」を視聴しながら内容を理解する。
(ウ)「海外安全講習」に収められている「海外での安全管理【理解度確認テスト】」に回答する。設問は、1問5点の20問で、20問回答後、直ちに結果が提示される。
(エ)テストの結果が60点以上であれば「合格」となり、本 e ラーニング教材は受講済みとして取り扱われるが、59点以下の場合は、間違った設問が含まれる動画を視聴して内容を再確認し、上記テストを受け直す。なお、テストは何回でも受けられる。

 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
訪問先についての事前の情報収集.
訪問後に深く知るための情報収集.
訪問先を含むsustainable society実現のための考察.
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
海外のbiosphere reserve等を体験して,自然や地域社会,人々の生活を実感できる.
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
海外のbiosphere reserve等を体験して,課題解決や魅力の発展に有効なアプローチを提案できる.
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
現地での取り組みとレポート,発表会により総合的に評価する
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
テーマの選択実社会の必要性を考えたテーマを選ぶことができる。調査計画も考えてテーマを選ぶことができる。自分の考えからテーマを選ぶことができる。指示された範囲内のテーマを選ぶことができる。指示された範囲内のテーマを選ぶことができない。
調査の内容新たな手法を用いて結論に至る調査を実施することができる。自発的な論理展開に必要な調査を実施することができる。論文の展開に必要な調査を全て行うことができる。指示された範囲の調査は正しく実行できる。指示された範囲の調査が不十分である。
論文の記述内容他人が気がつかない観点で自分の考えを記述することができる。自らの考えを正確に伝えることができる。調べた情報から他人が理解するに十分な記述ができる。調べた情報を正しく他人へ伝えることができる。調べた情報を他人へ伝えることが不十分である。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
海外で研修を行う
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
MAB/SDGs副専攻の選択必修科目のうち少なくともひとつを履修する(MAB計画とSDGs,ESD(持続可能な開発のための教育)入門).事情により履修できない場合は動画教材を提供する.
 
教員からの一言  
いろいろなことをおもしろがりましょう.
 
ホームページ  
http://vege1.kan.ynu.ac.jp
 
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