タイトル
時間割コード:PB50018 日本語シラバス 英語
ビジネス統計学[Business Statistics]
 
担当教員
岡部 考宏[OKABE TAKAHIRO]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次   単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス ビジネス統計学
授業形態 遠隔 授業形態(詳細) 同時双方向 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
様々な数量を統計的に扱う技能を身につける。また統計的な技能を支える理論的な土台として、数学の基礎知識の確認をし、確率論、統計学についての理解を深める。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1 数列の極限
2 関数の極限・微分
3 関数の増減、積分
4 集合と場合の数、順列組み合わせ、二項定理
5 確率の定義、性質、条件付き確率
6 確率変数と確率分布関数
7 期待値、分散、モーメント、変数変換、共分散と相関係数
8 主な分布(2項分布、ポアソン分布、多項分布、超幾何分布)
9 中心極限定理と正規分布
10 母集団と標本、統計量の性質、正規母集団
11 推定と検定
12 確率過程

講義の進度及び受講生の様子を踏まえ、進度や内容を変更する場合があります。
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
微分積分、線形代数に関する基礎知識を身につけていることが望ましい。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
確率・統計を学ぶ上で土台となる数学の基礎知識を身につけ、確率統計へ適用することができる。
確率に関する基礎知識を理解し、平均、分散、共分散、相関係数等が計算できる。
統計に関する基礎知識を理解し、検定、推定を行うことができる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
確率・統計を学ぶ上での数学の知識を身につけ、極限操作などが具体的に実行できる。
確率・統計に関する基礎知識を理解し、統計量と分布の関係がわかる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
講義中の演習問題(30%)、講義中のディスカッション(20%)、レポート(50%)
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
数学の知識微分積分の知識を自由に運用できる極限操作など具体的な計算ができる連続変数に関する極限操作ができる数列に関する極限操作ができる極限という概念や操作について慣れていない
確率大数の法則をはじめ中心極限定理に象徴される確率・統計学の基本的な考え方が身についている。共分散や相関係数などの概念を理解し、計算することができる。主な分布に対してその背景を理解し、平均、分散等の計算ができる。主な分布に関する知識を身につける。分布に関する理解が不足している。
統計推定・検定を適切に行うことができる。各統計量が従う分布を調べることができる。正規母集団に関する適切な理解が身についている。統計量に関する知識を身につけている。統計量と分布の関係の理解が不足している。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
講義形式で実施し、各話題について解説をおこなう。講義中に演習問題を出す場合がある。
講義は、遠隔で同時双方向の形式で行う予定である。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784000077774
書名 理工系の数学入門コース7 確率・統計
著者名 薩摩順吉 出版社 岩波書店 出版年 1989
 
教科書補足  
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参考書補足  
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