時間割コード
:
RB00216
日本語シラバス
英語
地域コミュニティ論
 
担当教員
吉原 直樹[NAOKI YOSHIHARA]
開講学部等
都市イノベーション学府
対象年次
1〜2
単位数
2
使用言語
日本語
開講時期
秋学期
開講曜限
クラス
授業形態
授業形態(詳細)
授業方法
特記事項
ナンバリングコード
実務経験のある教員による授業
授業の目的
地域コミュニティの理論的地平と経験的地平を、先行研究のサーヴェイ(文献渉猟と整序)とフィールドワーク(実地調査)を通してさぐる。併せて、コミュニティ・スタディ―ズにおいて地域コミュニティ論が占める位置を確認することによって、地域コミュニティ論のカヴァレッジ(適用範囲)/応用領域を検討し、その現実的根拠と展開の方途を明らかにする。
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
1.プロローグ
2.関連先行研究の整理と論点の抽出(1)
3.関連先行研究の整理と論点の抽出(2)
4.関連先行研究の整理と論点の抽出(3)
5.地域コミュニティ論の理論的地平
6.ワークショップ(1)
7.フィールドワーク(1)
8.フィールドワーク(2)
9.フィールドワーク(3)
10.地域コミュニティ論の経験的地平
11.ワークショップ(2)
12.地域コミュニティ論の存在根拠
13.地域コミュニティ論の展開方向
14.ワークショップ(3)
15.エピローグ
16.試験
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
授業前に教科書や参考書には必ず目を通し、論点および課題をまとめておくこと(予習)。授業後に事前学習(予習)での論点や課題が授業でどの程度解明できたかをノート等に記し(復習)、次回の予習および授業に活かすこと。
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
地域コミュニティ論の全体像とプロブレマチック/問題構制を開示し、受講生のテーマ設定に資することをめざす。
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
本授業を通して受講生が包括的な社会認識とフレキシブルな想像力を身につけ、自らの研究テーマを深化することが期待される。またフィールドワークにおいて、インフォーマントとの存在論的世界を構築することが望まれる。
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
講義中の受講態度、ワーク・ショップでの発表態度、小レポート成績および授業最終回での試験結果を総合的に判断して評価をおこなう。なお、配分は、最終回の試験結果60%、小レポート成績20%、講義中の受講態度10%、ワークショップ発表態度10%である。
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
【成績評価の基準表】
秀(S)
優(A)
良(B)
可(C)
不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している
履修目標を達成している
履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している
到達目標を達成している
到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
授業計画および成績評価の方法を参照のこと。なお、資料は適宜配布し、受講生が運営するワークショップも実施し、双方向の授業をこころみる。
教科書補足
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参考書
参考書1
ISBN
4861823250
書名
コミュニティ・スタディーズ : 災害と復興、無縁化、ポスト成長の中で、新たな共生社会を展望する
著者名
吉原直樹 著,
出版社
作品社
出版年
2011
参考書2
ISBN
4130501739
書名
モビリティと場所 : 21世紀都市空間の転回
著者名
吉原直樹 著,
出版社
東京大学出版会
出版年
2008
参考書3
ISBN
4779506670
書名
「共同体」をめぐる政治学
著者名
伊藤洋典著,
出版社
ナカニシヤ出版
出版年
2013-03
参考書4
ISBN
4861825768
書名
絶望と希望 : 福島・被災者とコミュニティ
著者名
吉原直樹 著,
出版社
作品社
出版年
2016
参考書補足
なお、上記以外の参考書も適宜指示する。
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
社会学関連科目を履修していることが望ましいが、履修条件ではない。
キーワード
コミュニティ(community)、アソシエーション(association)、共同性/公共性(cooperativity/communality)、コミュニティ・スタディーズ(community studies)
備考
コミュニティを通して社会の問題構制を見極めよう!
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