タイトル
時間割コード:RC00001 日本語シラバス 英語
建築構造性能論[Building Structural Performance]
 
担当教員
田才 晃, 松本 由香[TASAI AKIRA, MATSUMOTO YUKA]
開講学部等 都市イノベーション学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス  
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
建築の構造に要求される性能を評価するための基本的な限界状態 (機能性、修復性、安全性)を明確にした上で、荷重・外力の種類とその強さのレベルを区分し、各構造システムが如何にその構造性能を発揮し得るかについて判定する手法について教育・研究する。
オムニバス方式とし、田才が鉄筋コンクリート造の性能評価について、松本が耐震性能全般と制度・基準面について、江口が耐久性等について担当する。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1.鉄筋コンクリート造建物に関する限界状態(田才)
2.鉄筋コンクリート造建物に関する限界状態と構造性能 (田才)
3.鉄筋コンクリート造建物の耐震性能評価法 (田才)
4.基準地震動の設定と静的非線形解析(田才)
5.鉄筋コンクリート造建物の限界変形評価(田才)
6.鉄筋コンクリート造建物の保有耐震性能指標(田才)
7 荷重・外力の規定と許容応力度等計算(基礎) (松本)
8. 荷重・外力の規定と許容応力度等計算(応用)(松本)
9. 限界耐力計算と等価質量、代表変位(基礎) (松本)
10. 限界耐力計算と等価質量、代表変位(応用) (松本)
11. エネルギー法による耐震設計と鉄骨構造の性能 (基礎)(松本)
12. エネルギー法による耐震設計と鉄骨構造の性能 (応用)(松本)
13. 性能規定に改正された建築基準法と指定建築材料 (江口)
14. 耐久性等関連規定と政令で定める技術基準(基礎) (江口)
15. 耐久性等関連規定と政令で定める技術基準(応用) (江口)
定期試験
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
建築基準法、鉄筋コンクリート造建築物および鋼構造建築物の限界状態設計に関わる諸基準について、調査検索し、理解を深める学習が求められる。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
建築構造の限界状態を理解し、構造に要求される性能を限界状態との関係で理解できるようになること。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1.建築構造物の性能と限界状態について、建築構造の専門家のみならず一般の利用者に説明することができる。
2.限界耐力計算の原理と流れについて説明できる。
3.エネルギー法による耐震設計の原理と流れについて説明できる。
4.限界変形の評価法を理解し、建築物の性能との関係で論じられる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
成績は講義への参加・貢献・質疑などの状況(40%)とレポート(60%)により決める。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業内容をほぼ100%理解している。到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
課題解法能力解法が分からない他人にアドバイスができる。何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
毎回の講義による。
 
教科書  
教科書1 ISBN
書名 教科書は特に指定しない。参考書・文献については授業中に紹介する。
著者名 出版社 出版年
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
学部での構造解析・演習、鉄筋コンクリート構造・演習、鉄骨構造・演習、建築構造計画、建築構法などを理解していること。
 
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