タイトル
時間割コード:RC00042 日本語シラバス 英語
都市マネジメント[Urban Management]
 
担当教員
高見沢 実, 信時 正人[TAKAMIZAWA MINORU, NOBUTOKI MASATO]
開講学部等 都市イノベーション学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
企業人やまちづくりを直接実行している実践家、あるいは、都市マネジメントの理論的な専門家を招聘し、連続的な講義とし、都市作りの要諦である、都市固有のものを知る事の重要さから始め、各種産業の内容や成り立ちをその産業界の方々から直接学ぶ機会を提供し、又、上位概念である、都市のマネジメントについて日本とは違った海外事例を引きつつ、これからの日本の都市マネジメントの姿の最適なあり方について共に考え創造していくことを目的とする。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
これまでは、経済、人口の右肩上がりが常識の世界の中で、すべての決め事はなされてきた。都市計画もその中で考えられてきたことは当然である。そういった状況の中ではハードの整備をすれば、自ずと中身は付いてくる、という常識の元、市街化調整区域といういわゆる線引き、用途地域指定という区割り、再開発や区画整理、といった都市開発手法、等々、これらの手法を組み合わせて都市は形成されてきた。しかし、これからの成熟した経済状況あるいは、人口減、というこれまで経験したことのない状況の中で、これまで通りの都市づくり手法では、時代に対応が出来ない。そこで、ハードの整備だけでなく中身、則ち、如何なる事業及び事業体が必要なのか、そういった事業及び事業体がサスティナブルになるためには如何なるマネジメントが必要なのかを、大きな目で見た、都市のマネジメントについて講義する。
1 イントロダクション
2 今後日本は何を持って食い扶持としていくのか。(2回の授業)
3 湾岸の新しい開発(土地利用)が商業施設に偏っている現在、世界に打ってでられる新しい産業が日本発でなかなか出てこない現状をどうみるのか。(2回の授業)
4 新しい産業創成と都市作りの関係はどうなのか。かつて重化学工業が華やかなりし時の湾岸を中心とした都市作り、大規模集積回路がメイン産業であった時代の臨空工業地帯の整備、あるいは、情報通信時代に入ってのテレポートと言う存在もあった。インターネットの時代に入っての世界と伍していける金融センターのあり方はどうあるべきなのか。(2回の授業)
5 低炭素都市を目指す中でのコンパクトシティーはどうあるべきなのか。(2回の授業)
6 都市が固有に持っているノウハウをその限られた範囲のみにしておくのか、それともブラッシュアップして外に対してその価値を問うてゆくべきではないのか。(2回の授業)
7 都市が成立しているその中にいる企業や市民が、如何に時代の流れに沿って活性化していくか。(2回の授業)
8 固有の歴史・文化・人材・技術を知り、最大化し、それを経営の根本資産としてどう位置付けていくか。(2回の授業)
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
・都市マネジメントにかかわる企業等について、日頃より興味を持ち理解しようと努める。
・講義で興味をもった企業や事業内容について積極的に調べてみる。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
トータルな都市マネジメントに関する今日的な課題、ならびに第一線で活躍する講師による事例紹介を通じて、都市のマネジメントについての基本的な視点を修得する。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
・毎回のレポートに、講義で理解した内容やそれに対する意見を書ける。
・都市マネジメントに関する今日的な課題の例を説明できる。
・身近な地域の「宝」を探し出し、分かり易く表現できる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
毎回のレポート(50%)、最終報告書(50%)で評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
企業人やまちづくりを直接実行している実践家、あるいは、都市マネジメントの理論的な専門家を招聘し、連続的な講義とする。
 
教科書  
教科書1 ISBN
書名 -
著者名 出版社 出版年
 
教科書補足  
教科書は指定しない。必要資料を配布する。
 
参考書  
参考書1 ISBN
書名 -
著者名 出版社 出版年
 
参考書補足  
-
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
特に設定しない。都市計画関連の科目を履修しておくことが好ましい。
 
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