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地域や文化の理解とは、カタログ的な知識の習得ではない。むしろ、地域理解や文化理解というアプローチそのものが一定の観点によって構築されていること、それが内容を大きく規定していることを理解した上で、個々の事実をどのように集積・編成しうるのかを考えることによって、自他の相違を踏まえた相互理解の可能性が生まれるのではないだろうか。本講義では思想史の方法に依拠しつつ、こうした実践的課題へのアプローチについて検討する。
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1.ガイダンス・分担の決定 2.テキストの読解と討議1-1 3.テキストの読解と討議1-2 4.テキストの読解と討議1-3 5.テキストの読解と討議1-4 6.テキストの読解と討議2-1 7.テキストの読解と討議2-2 8.テキストの読解と討議2-3 9.テキストの読解と討議2-4 10.テキストの読解と討議2-5 11.テキストの読解と討議3-1 12.テキストの読解と討議3-2 13.テキストの読解と討議3-3 14.テキストの読解と討議3-4 15.まとめ
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関連する参考文献の読解とレジュメの作成が求められる。
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地域研究と異文化理解に必要な研究態度と方法に対する知見を獲得する。
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一貫した思考に支えられた論述を正確に、かつ批判的に読解し、自らの経験のみならず、多様な見解を受け止めつつ討議できるようになる。
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講義への参加(ディスカッションペーパーの用意と毎回の発言)の状況(50%)、および期末レポート(50%)による。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
理解度 | 授業内容を越えた自主的な学修が認められる。 | 授業内容をほぼ100%理解している。 | 到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。 | 到達目標に達していることが認められる。 | 到達目標に達していない。 |
課題解法能力 | 解法が分からない他人にアドバイスができる。 | 何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。 | 参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。 |
調査能力(予習) | 自ら進んで予習範囲を越えて調べている。 | 予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。 | 指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。 | 指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。 | 指示された範囲は予習が不十分である。 |
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テキストの読解とディスカッションによって授業を進める。毎回一定量のテキストを読むことが義務づけられる。また、討議を進めるためのディスカッションペーパーを毎回作成してもらう。初回に受講者の関心に基づいて使用するテキストを決定するため、履修希望者は必ず初回に出席すること。
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9784582767506
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完全言語の探求
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エーコ
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平凡社ライブラリー
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2011
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9784003360176
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国家
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プラトン/著,藤沢令夫/訳,
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岩波書店
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2008
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9784003360184
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国家
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プラトン/著,藤沢令夫/訳,
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岩波書店
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2008
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教科書は候補です。実際にどれを使用するかは初回に決定します。
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学部段階で哲学・思想に関する講義を履修していること。
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