タイトル
時間割コード:RC00058 日本語シラバス 英語
都市イノベーションと課題発見Ⅰ[Urban Innovation and New Challenges Ⅰ]
 
担当教員
矢吹 剣一, 為近 恵美[YABUKI KENICHI, TAMECHIKA EMI]
開講学部等 都市イノベーション学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語  
開講時期 春学期(第1ターム) 開講曜限   クラス  
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
本講義は、専門科目とは異なる新しいタイプの大学院教育で、イノベーション創出のための人材育成をめざします。①企業の研究所で、研究開発や研究企画、情報戦略担当などの実務経験を持つ教員が、②その実務経験を生かして「理系の学生が起業したり、企業の研究開発部門や技術部門で活躍したりするために必要な知識や考え方」を身に付けるための授業です。
③特徴として、ベンチャー起業家や企業の第一線で活躍しているエキスパート人材を外部講師として迎え、講義してもらうことで、過去のイノベーションに学び、次の時代のイノベーションにつなげるために必要な知識を学びます。また、一方的な受身の講義だけでなく、グループワークとして、興味のあるベンチャー企業のインタビューを行い、調査内容を発表してもらいます。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
第1回 オリエンテーション 都市イノベーションと課題発見導入講義
第2回 街づくり、都市計画×イノベーション(新規事業創出)
第3回 研究者からの起業〜夢の実現のために〜(研究者兼起業家)
第4回 変化の時代:直面する変化の本質とそのインパクト(起業教育専門家)
第5回 新しい顧客価値、新しい領域の共創〜富士フィルムの事例〜(大企業経験&起業家)
第6回 グループワーク〜起業家インタビュー企画
第7回 技術の深化がもたらすビジネスの競争優位の進化(コンサル系企業)
第8回 グループワーク〜起業家インタビュー企画
第9回 AI・データ活用で変わるビジネス&ライフスタイル(コンサル系企業)
第10回 グループワーク〜起業家インタビュー
第11回 多様性を活かし創造を生む〜すり合わせ文化と日本型能力主義〜(起業家)
第12回 グループワーク〜起業家インタビュー
第13回 研究開発の先にあるイノベーション(企業研究開発経験者)
第14回 グループワーク〜起業家インタビューまとめ
第15回 起業家インタビュー調査の発表

※定期試験は実施しません。代わりにレポートを課します。

※授業の全体的な構成は概ね上記の通りですが、順序等一部変更する場合があります。

●2コマ連続講義なので、初日から実際の講義が始まります。
初回講義で、進め方の説明をするので受講希望者は必ず出席して下さい。
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
1.受講者には数名ずつのグループに分かれて、実際に社会における課題発見と解決を実践した起業家にインタビューを行い、どのように課題を解決し、起業したのかを調査して発表してもらいます。そのため、授業以外にもグループ活動の時間が必要になります。
2.外部講師の方に講演して頂く際には、事前にその会社についてHPなどで調べて、講義で質問できるように予習しておいて下さい。


 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
1.社会課題とそこから生まれる事業機会について理解し、課題解決に取り組む起業家を通じてベンチャーマインドを身につける。[a,b]
2.イノベーションを起こすために自分が何をすべきかを意識して研究に取り組む姿勢を身につける。[a,b]
3.社会における課題発見とその解決のために、自身の専門分野の知識・技術以外に、他分野の知識・技術をどのように結び付けていくべきかを理解し、自身の行動にフィードバックする。[a,b]
4.自身の専門知識を実社会で課題解決に役立てるために必要なコミュニケーション能力、プレゼンテーション能力を身につける。[c]
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1.社会課題とそこから生まれる事業機会について理解し、課題解決に取り組む起業家について知る。[a,b]
2.実社会で課題解決に取り組む起業家が、どのように社会の課題解決とビジネスプランを結び付けて成果を上げてきたのかを知る。 [a,b]
3.グループワークを通じてコミュニケーション力,プレゼンテーション力を向上させる。[c]

 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
外部講師回の感想レポート(30%),起業家調査の内容と発表会プレゼンテーション(30%),最終レポート課題(40%)によって評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
感想レポート講師に有意義な提案ができる。講師の話を自身のテーマに活かすことができる。 講師の話を理解する。 
課題レポートイノベーションにつながるような事業機会の提案自分自身のテーマに基づく課題を見つけ、実現可能性の高い提案 講師の話に基づき事業機会について自分なりに考えた提案 
調査内容と発表的確な調査内容と発表に加えて、新たな知見を得ている。的確な調査内容とわかりやすい発表 最低限必要な情報をもらさず調査して発表する。 
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
●講義パート(全8回)
・ベンチャー企業や企業経営に関して、民間の第一線で活躍しているエキスパート人材による講演(感想レポート提出)
・プレゼン資料は、可能な範囲で授業支援システムに掲載。
●グループワーク
・興味のあるベンチャー企業の選出と起業家へのアポ取り(グループワーク)
・起業家インタビューの実施(グループワーク)
・起業家インタビューの内容をグループでまとめて発表する(プレゼン資料提出)
●最終課題レポート
・課題発見と事業機会に関する課題レポート提出

※第1回の授業で、具体的な授業の進め方についてガイダンスを行うので、履修希望者は必ず出席して下さい。

基本的に講義は対面で行いますが、提出物などはLMSを通じて提出してもらいます。
 
教科書  
教科書1 ISBN
書名 -
著者名 出版社 出版年
 
教科書補足  
 
参考書  
参考書1 ISBN
書名
著者名 出版社 出版年
 
参考書補足  
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
関連科目:「都市イノベーションと課題発見Ⅱ」は本科目の履修が条件となる。
この2科目に加えて「インターンシップ(都市イノベーションと起業)」を履修すると副専攻プログラム「ベンチャービジネス」の修了認定が受けられます。

 
キーワード  
イノベーション、ベンチャー、起業、社会課題、研究成果の事業化
 
備考  
実際に起業した人や民間の第一線で活躍する人材の話が聴ける貴重な経験ができます。過去の受講生からは、皆この講義を受けるべきとのコメントを複数もらいました。是非受講して下さい。
 
参照ホームページ  
https://www.cseg.ynu.ac.jp/
 
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