サスティナブルな都市環境を目指したまちづくりを企画提案するスタジオである。ある設定されたフィールドにおいて、地域課題をリサーチし、課題の再発掘・再整理をした上で、豊かな都市空間・都市環境に向けての目標(ビジョン)を設定する。その上で、目標達成に向けての計画的なまちづくり・プロジェクトの企画・デザイン実践を試みるが、その中で豊かな都市環境を実装する上での計画技術や環境デザイン要素についても実践的に学ぶものとする。フィールドにおける様々なステークホルダーとの交流の中で実践されることが望まれる。
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具体的なフィールドに対する都市環境デザインについて、グループワークを基本として 以下の手順で進めてゆく。 1)地域課題の分析・整理(第1〜5週程度) ※地域の現状分析・地域資源調査/※テーマ別地域分析 2)目標設定(第6〜7週程度)および課題解決方法の検討(第8〜9週程度) 3)環境都市デザインの実装に関する詳細検討と評価(第10〜14週程度) 4) 成果報告発表(第15週)
(間に中間発表等をはさむ)
履修時間:半年,毎週火・金曜日3〜4限、ほかフィールドワーク等,延135時間
(野原 卓・矢吹剣一・尹 莊植)特に都市デザインの視点から実践的な能力修得を指導する。 (田中稲子・清野 友規)特に建築環境の視点から実践的な能力修得を指導する。 (吉田 聡・稲垣景子)特に都市環境の視点から実践的な能力修得を指導する。
令和5年度は、相鉄線沿線の駅を中心としたかいわいを対象地として実施した。
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授業全体を通じて、演習形式であり、授業前後に調査(場合によって遠隔調査等を含む)・分析・計画設計・議論などの作業が随時必要となるため、適宜実施する。
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サスティナブルなまちづくりに関して、都市環境に関する技術習得および実践的思考および外部との議論を通して、必要となる情報収集力、調査分析力、企画計画力、調整力、デザイン力を身につける。
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サスティナブルなまちづくりのために必要となる技術(フィールドリサーチの仕方、都市環境の読み込み方、グループ作業の仕方、都市環境に関する基本的な技術、ディスカッション・プレゼンテーションの仕方)を理解することができる。
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成績は演習への参加・貢献・質疑などの状況と成果・発表により総合的に決める(中間発表・最終発表及び最終成果物:100%)。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
理解度 | 授業内容を越えた自主的な学修が認められる。 | 授業内容をほぼ100%理解している。 | 到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。 | 到達目標に達していることが認められる。 | 到達目標に達していない。 |
課題解法能力 | 独自の解法を編み出した上で、解法が分からない他人にアドバイスができる。 | 何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。 | 参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。 |
調査能力 | 自ら進んで予習範囲を越えて調べている。 | 予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。 | 指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。 | 指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。 | 指示された範囲は予習が不十分である。 |
表現能力 | 自ら行った内容以上の、魅力あるプレゼンテーションが行える。 | 自ら行った内容に対するプレゼンテーションが十分行える。 | 自ら行った内容に対するプレゼンテーションに、やや不十分な点がある。 | 自ら行った内容に対するプレゼンテーションが実施できたが、わかりやすさが不十分である。 | 自ら行った内容に対するプレゼンテーションが不十分である。 |
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課題について毎週月曜日〜金曜日(主に火・金)の午後の時間を使って検討、作業を行う。 担当教員による指導は、毎週火曜日・金曜日の午後に行う。各人・各グループが取り組むテーマを設定し,問題解決への取り組みを検討する。 履修時間:半年,延135時間 中間および最終の成果発表は、可能な限り外部の方々にも発表し、講評をいただく。 なお、場合によって、遠隔授業(オンラインライブ双方向会議、ライブ配信、オンデマンド配信)を含むことがある。状況によって対応するため、授業支援システムからの連絡、もしくは教員等からの連絡には常に留意すること。
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9784395321100
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アーバンデザイン講座
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前田英寿, 遠藤新, 野原卓, 阿部大輔, 黒瀬武史 著,前田, 英寿, 1965-,遠藤, 新,野原, 卓, 1975-,
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彰国社
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2018
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