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森田哲彌学説を取り上げて、検討する。かかる検討を通して、利益計算の原理及びその計算構造を理解し、自らの見解を述べることができることが目的である。
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1.オリエンテーション 2.第1章 資本概念の種々相 3.第2章 資本維持論の性格 4.第3章 名目資本概念を前提とする利益計算 5.第4章 物的資本概念を前提とする利益計算(1) 6.第5章 物的資本概念を前提とする利益計算(2) 7.第6章 物的資本概念を前提とする利益計算(3) 8.第7章 実質資本概念を前提とする利益計算(1) 9.第8章 実質資本概念を前提とする利益計算(2) 10.第9章 実質資本概念を前提とする利益計算(3) 11.第10章 マールベルクの中和化理論 12.第11章 ハックスの資本・実体結合計算論 13.第12章 価格変動会計論の構造 14.上記のなかで、特に追加的事項について検討 15.まとめ
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(予習すべき内容) ・指定されたテキストをしっかりと読み、理解に努めること。 ・疑問点や不明な点を抽出しておくこと。 (復習すべき内容) ・授業での議論を踏まえて、各授業の範囲の内容の理解を深めるこ
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資本維持論に基づく利益計算の概念と構造を理解し、種々な資本維持概念に基づく利益計算の考え方を把握し、、自らの見解を述べることができること。
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森田学説の検討を通して、現行の会計制度の基盤となっている、名目資本維持概念に基づく取得原価主義会計の本質を理解すること。
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授業における参加(約70%)とレポート(約30%)により評価する。 授業における参加とは、担当箇所の報告内容と水準、討論への参加度合いを指す。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
理解度
| 授業内容を越えた自主的な学修が認められる。 | 授業内容をほぼ100%理解している。 | 到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある | 到達目標に達していることが認められる。 | 到達目標に達していない。 |
課題解法能力 | 解法が分からない他人にアドバイスができる。 | 何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。 | 参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。 |
調査能力(予習) | 自ら進んで予習範囲を越えて調べている。 | 予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。 | 指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。 | 指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。 | 指示された範囲は予習が不十分である。 |
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Zoomを利用して同時双方向(リアルタイム)型で実施する予定。 指定されたテキストについて担当箇所を決めて、順次報告を行い、質疑応答していくことで進める 授業参加希望者は、必ず、事前に、齋藤まで(s-saito@ynu.ac.jp宛てに)、授業への参加希望の旨と各自のメールアドレズを必ず伝えること。受講者のなかには社会人の方もおられるでしょうから、開講時間帯については、学生の利便性を考慮した対応も検討する。
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9784765805216
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価格変動会計論
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森田哲彌
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国元書房
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1979
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その他の参考資料等については、その都度、必要に応じて紹介する。
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会計に関連する授業を並行して履修することを薦めます。
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その検討を通して会計学、特に計算構造論による思考を訓練してください。
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すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなるので、大学時代は時間を掛けなければ得られない思考能力を培ってください。
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