タイトル
時間割コード: 6K1201B 日本語シラバス
機構学[Mechanism]
 
担当教員
前川 卓[MAEKAWA TAKASHI]
開講学部等 理工学部 対象年次 1〜 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス Ame2
特記事項  
ナンバリングコード
授業の目的  
ドアのノブを回すとツメが引っ込むのは誰でも知っていることであるが,どのような「からくり」で回転運動を直線運動に変えているかを正確に答えられる者は少ないだろう?また自動車の変速機に使われている歯車は高速でも滑らかに回転を伝えるが,歯形にどのような工夫がなされているのであろうか?
「機構学」とは機械のからくりを知り,速度や加速度を解析する学問で,機械設計には不可欠な科目である.
この授業ではわれわれの身近にある「からくり」に使われている摩擦伝動装置,歯車装置,カム装置等を紹介し,それらの装置が使われている理由および「機械」を設計するために必要な速度や加速度の求め方を習得することを目的とする.
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. 「からくり」を構成する要素(機素と待遇)
2. リンク装置(四節回転連鎖,スライダクランク機構)
3. 機素間の相対運動と瞬間中心
4. レゴによる演習
5. 機構における速度の求め方
6. 機構における速度の求め方
7. 機構における加速度の求め方
8. 摩擦伝動装置
9. 歯車に使われる歯形の条件(インボリュート歯形)
10. 歯車に関する用語と記号(モジュール,圧力角)
11. 歯車装置と歯車列
12. レゴによる演習
13. カム装置(円板カム,カム線図)
14. カム装置(円板カム,カム線図)
15. 巻掛け伝動装置
16. 期末試験
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
教科書の指定された範囲を予習し、演習問題を解くことによって理解を深める。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
シラバスの最初に「授業の目的」欄があるが、ここでは授業全体で扱う内容のねらいや目的が記述されている。これを履修目標とする。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1. 瞬間中心とそれを用いた速度・加速度の求め方を理解できるようになる。 [a,b]
2. カム,リンクの基本的な運動を理解できるようになる。 [a,b]
3. 歯車におけるインボリュート歯形の働きを理解できるようになる。 [a,b]
4. 歯車列における回転数の求め方を理解できるようになる。 [a,b]
5. 機素の相対的な動きを把握し,機械設計に応用できる力をつけることができる。 [a,b]
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
授業中に演習(小テスト)を課すが,成績はそれらの結果と中間レポートの結果を合わせて(40%)ならびに期末試験の結果(60%)を総合し評価する.成績評価、GPの詳細については、履修案内を参照のこと.
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業内容をほぼ100%理解している。到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
課題解法能力解法が分からない他人にアドバイスができる。何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。
調査能力(予習)自ら進んで予習範囲を越えて調べている。予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。指示された範囲は予習が不十分である。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
リンク機構や歯車列ではレゴブロックを使用して理解を深める。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784781903804
書名 機構学
著者名 森田鈞 出版社 サイエンス社 出版年 1984
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784750701219
書名 百万人のメカニズム
著者名 野口尚一,北里薫 出版社 アグネ 出版年 1968
参考書2 ISBN 9784890196067
書名 機構学の基礎
著者名 稲見辰夫 出版社 ダイゴ 出版年 1995
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
1年前期開講の科目であるので特に履修条件はないが,高等学校における微分積分を理解しているものとして授業を進める.
 
キーワード  
機構学(mechanism)
 
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