タイトル
時間割コード:6K2207A 日本語シラバス 英語
機械設計Ⅰ[Machine Design 1]
 
担当教員
前川 卓[MAEKAWA TAKASHI]
開講学部等 理工学部 対象年次 2〜 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス Ame1
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
機械設計では、機械工学基礎科目である材料力学、機構学、熱力学、流体力学、工作法などの知識を活用し、これらを総括して、現実の工業製品(機械や機械部品)にまとめ上げていく手法を学ぶ。本講義では、機械の構成要素に着目して、軸、継手、ねじ、ばね、圧力容器、管などの各機械に共通に使用されている機械要素の存在を認識し、これらの基本的な設計法を修得する。また英語による演習問題、試験を通じて機械工学で使用される英語を学ぶ。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
第1回  :機械設計の意義
第2〜3回 :機械設計と材料力学(引張・圧縮・せん断応力とひずみ、材料の強度と許容応力)
第4回   :圧力容器の強度計算
第5回  :標準規格・製図と読図・寸法公差とはめあい
第6回 :組み合わせ棒の応力とひずみ
第7〜8回 :曲げと曲げ応力
第9回 :平面応力とモール円
第10回 :ねじり
第11回  :軸の設計
第12回  :継手の設計
第13回  :ねじの原理と応用
第14回  :ばねの設計
第15回  :管の設計
第16回  :期末テスト

 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
教科書の指定された範囲を予習し、演習問題を解くことによって理解を深める。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
シラバスの最初に「授業の目的」欄があるが、ここでは授業全体で扱う内容のねらいや目的が記述されている。これを履修目標とする。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
機械要素の基礎となる軸、継手、ねじ、ばね、圧力容器、管などの設計公式の誘導公式の誘導方法を理解し、英語による演習問題を通じてその選定ができる力を身に付け、機械系の工業英語を理解できる力を養うことができる。[a,b]
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
授業中に演習および家庭学習としての課題(レポート)等を課すが、成績はそれらの結果(40%)、期末試験の結果(60%)を総合して評価する。成績評価の詳細については、履修案内を参照のこと。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業内容をほぼ100%理解している。到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
課題解法能力解法が分からない他人にアドバイスができる。何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。
調査能力(予習)自ら進んで予習範囲を越えて調べている。予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。指示された範囲は予習が不十分である。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
毎回板書による講義の後、英語による演習問題を課す。
 
教科書補足  
第一回の講義で配布する冊子を教科書として使用する。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784888980265
書名 機械工学便覧デザイン編β4 機械要素設計・トライボロジー
著者名 日本機械学会編 出版社 丸善 出版年 1985
 
参考書補足  
その他の参考書は適時講義で案内する。
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
1年後期の材料力学Ⅰに関連する授業であり、材料力学Ⅰの内容を理解しているものとして授業を進める。
 
キーワード  
機械設計(machince design)
 
備考  
課題のレポートは翌週の授業開始前に提出すること。演習とレポートは採点をした後、翌週の授業開始前に返却する。開講学期中のオフィスアワーは原則として金曜日16:30〜17:30とする。また電卓と英和辞典を毎回持参すること。
 
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