|
|
|
|
|
|
日々刻々と変化する金融市場の見方を学ぶと共に証券市場の変化を概説する。バブル発生と金融商品の発展は表裏一体の面があり、その功罪を歴史的な視点から議論する。金融市場の発展プロセスは、マネーフローとそれを取り巻くマクロ経済の変化と不可分であり、金融・証券市場を論ずることは金融システムの在り方そのものを問うことになる。また、金融商品のイノベーションには金融機関の投資行動、アセットアロケーションの変化に表れるため、投資家を取り巻く経営環境、規制面を研究する講義となる。
|
|
|
1.証券分析の基礎 -証券の分析・評価 -債券市場の概観 2.国債の歴史 -各国の国債管理制度 -国債を取り巻くマネーフロー -金融政策と財政政策の関係 3.経済学とファイナンス -ファイナンスと金融の発展 -金利・クレジット・リスク評価 4.証券市場の発展と金融規制 -ファイナンスと金融の発展 5.現在の金融市場の課題 -金融システム・証券投資の課題
|
|
|
授業中に課題を出して、次回の授業で報告してもらうことがある。
|
|
|
マーケットの動きを予想するための基礎体力をつけるために、市場動向や金融・証券市場の発展プロセスを把握することを目指す。
|
|
|
最近の金融市場のニュースに触れて、経済社会の変化を自ら考える力を付けることが第一目標である。金融・証券市場の社会的役割と今後の課題を認識しつつ、金融・証券市場の将来の姿を考察することを期待する。
|
|
|
期末レポートを基軸として、日常の授業参加姿勢を加味する。
|
|
|
【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
|
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
|
|
【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
理解度 | 授業内容を越えた自主的な学修が認められる。 | 授業内容をほぼ100%理解している。 | 到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。 | 到達目標に達していることが認められる。 | 到達目標に達していない。 |
課題解法能力 | 解法が分からない他人にアドバイスができる。 | 何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。 | 参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。 |
予測度 | 独自の予測手法を構築する | 市場の動きを正確に予測する | 市場を予想するためのロジックを把握する | 今起こっている市場の動きを理解する | 到達目標に達していない |
|
|
|
資料を配布して講義を実施する。証券市場のその時々の課題を選択して受講者に報告・議論してもらう場合がある。
|
|
|
|
|
|
|
9784532133726
|
|
新・証券投資論
|
|
日本証券アナリスト協会 編,
|
|
日本経済新聞出版社
|
|
2009
|
|
|
|
|
|
|
|
|
9784322130256
|
|
債券運用と投資戦略
|
|
太田智之 監修,
|
|
金融財政事情研究会
|
|
2016
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
債券市場(Bond Market),金融システム(financial system),マネーフロー(money flow),金融規制(financial regulation)
|
|
|
|
|
|
|
|
企業活動やプロジェクト判断には金融市場を予測することが不可欠です。資本市場の見方を訓練したいと思います。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|