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組織の中では、伝票を使った取引実行や、会計情報とモノの流れの計画と管理、イノベーションと経営の戦略や組織構造の変更など、多くの情報を用いた広義の計算が行われている。本講義では、オペレーション戦略と経営戦略という異なる性質を持つ2種類の組織内の計算を理解する方法を提示する。特定課題研究に資するようにするために、組織計算現象の研究におけるケースの用い方について、戦略論とケースを結びつける方法論を体得する手段として、ゲーミングを用いる。参加者のビジネスについての知見を引き出し、判断力を向上させることが目的である。
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1.ビジネスシミュレーションと組織計算:オペレーション戦略と経営戦略 2.規模の経済と学習曲線 3.プロセスのコントロール1:リーン生産方式-世界を変えた機械 4.プロセスのコントロール2:SMEDの威力 5.サプライチェーンのロジスティクス 6.経営戦略の組織計算:戦略クラフティング 7.組織戦略:事業部制の歴史 8.戦略策定の内部プロセス:トップとミドルの相克と調整 9.プラットフォーム戦略1:サービス化とプラットフォーム化 10.プラットフォーム戦略2:4つのレバー 11.プラットフォーム戦略3:戦略命題と反証 12.戦略研究でのケースの使い方
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毎回、リーディング・アサインメントが渡され、まとめと質問事項を考察して、授業前日までに提出することが必要である。それ以外に、学生がビジネスゲームを4回程度行うので、「オペレーション戦略を考え、その効果を評価し発表する」ための準備も行う。
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経営戦略とオペレーション戦略の違いを理解して、ゲーミングにおいて的確に利用できるようになる。講義で提示される経営戦略研究の概念を理解し、ゲーミングというケースを通じて、経営戦略の多義性を理解しながら、他人に対して説明できるとともに、使えるようになる。
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経営戦略とオペレーション戦略の違いを理解すること。講義で提示される経営戦略研究の概念を理解すること。ゲーミングにおいて、それらの理解に基づいた戦略を説明できること。
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課題の提出と発表の状況(50%)、ゲームでの戦略的行動の理解に関する説明内容(30%)、最終課題(20%)。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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毎回、リーディング・アサインメントが渡され、まとめと質問事項を考察して、授業前日までに提出することが必要である。課題を次の講義時に発表し、全員で討議して理解を深める。さらに、グループワークとしてビジネスゲームを4回程度行う。これらについても「オペレーション戦略を考え、その効果を評価する」ことをレポートとして提出する。 なお、講義資料は適宜配布するが、参考文献の中で興味があるものを購入するとよい。
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447837452X
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企業戦略論
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ジェイ B. バーニー著,
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ダイヤモンド社
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Dec-03
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4478340234
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組織は戦略に従う
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アルフレッド D.チャンドラー,Jr.著,
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ダイヤモンド社
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Jun-04
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単位を取るためだけに授業を受けるのは貴重な時間を無駄にすることになります。自分が履修している、あるいは履修する授業について、積極的に意義を見出しましょう。その精神的活動が学生生活を充実させることにつながると思います。
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