タイトル
時間割コード:VB01003 日本語シラバス 英語
企業と社会研究[Business & Society]
 
担当教員
小川 慎一[OGAWA SHINICHI]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次 1〜3 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス 企業と社会研究
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
企業は「社会の公器」と呼ばれるように、現代において重要な社会的な制度として存在している。現代において企業はどのように社会と関係を築いてきたのだろうか。また企業はどのように社会的責任を果たすことが求められているのだろうか。本授業ではコーポレート・ガバナンス(企業統治)と企業の社会的責任に焦点を当てて、企業と社会の関係について考察する。日本の歴史や実態だけでなく、海外との国際比較も射程に入れて授業を進める。またグローバル化する現状を見据えて、国際的な動向がどのように日本企業に影響を与えるのか、日本企業が日本社会の一員としてだけでなく、国際社会の一員としてどのように埋め込まれているのかについても考察を深める。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1.イントロダクション
2.企業と社会の関係を捉える視点
3.コーポレート・ガバナンスとは
4.企業の社会的責任とは
5.テキストの紹介
6.市場の社会学 (Ch.1)
7.制度としての市場 (Ch.2)
8.市場制度を創造する政治 (Ch.3)
9.フィールドの理論と市場形成の問題 (Ch.4)
10.雇用システムの論理 (Ch.5)
11.1970年代におけるアメリカ企業の動態および所有と支配の問題 (Ch.6)
12.1980年代における企業の株主価値の勃興と合併運動 (Ch.7)
13.資本主義社会における企業支配(Ch.8)
14.グローバル化 (Ch.9)
15.結論 (Ch.10)
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
教科書として指定されたテキストを、事前に読んでおくこと。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
1.企業と社会との関係に関する社会学的な考え方について、バランスよく説明できる。
2.企業と社会との関係に関する国や地域による特徴の違いについて、バランスよく説明できる。
3.企業と社会との関係に関するそれぞれのしくみについて、メリットとデメリットをバランスよく説明できる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1.企業と社会との関係に関する社会学的な考え方について説明できる。
2.企業と社会との関係に関する国や地域による特徴の違いについて説明できる。
3.企業と社会との関係に関するそれぞれのしくみについて、メリットとデメリットを説明できる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
各回のテキストのレジュメ、および議論の質で評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
1.最初のほうの回で、「企業と社会」論について教員が解説する。
2.残りの回は指定のテキストを輪読する。
3.かならず指定のテキストを準備すること。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9780691102542
書名 The Architecture of Markets: An Economic Sociology of Twenty-First-Century Capitalist Societies
著者名 Neil Fligstein 出版社 13 出版年 Princeto
 
教科書補足  
かならず指定のテキストを準備すること。
 
参考書  
参考書1 ISBN
書名 -
著者名 出版社 出版年
 
参考書補足  
-
 
キーワード  
企業と社会, コーポレート・ガバナンス,雇用システム,社会学
 
備考  
教員も受講生と一緒にテキストと格闘するつもりです。
 
教員からの一言  
体がしっかりしていないと、頭も働かなくなります。心身ともに若いうちに鍛えましょう。
 
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