タイトル
時間割コード:VB03006 日本語シラバス 英語
マーケティング研究[Studies of Marketing]
 
担当教員
寺本 高[TERAMOTO TAKASHI]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次 1〜3 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス マーケティング研究
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
マーケティング論,消費者行動論のホットトピックを取り上げて議論することで,受講者各自のマーケティング研究の分析視点を広げたり,逆にフォーカスすることを目的とする。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. 講義の進め方,検討トピックの概要説明
2. 小売業とブランド1:消費者の態度と行動
3. 小売業とブランド2:消費者による情報発信・共有
4. 包括的意思決定プロセスの変化
5. 情報先端的な消費者の存在
6. ネットワークと消費者行動1:知識ネットワーク
7. ネットワークと消費者行動2:消費者相互作用
8. リレーションシップ・マーケティング1:コミットメントの理解
9. リレーションシップ・マーケティング2:コミットメントの形成要因
10. 消費者の類似性1:人々の間の類似性
11. 消費者の類似性2:類似性の判断プロセス
12. ことばとマーケティング1:「癒し」の理論と言説
13. ことばとマーケティング2:「癒し」の行動
14. ことばとマーケティング3:「癒し」の意味と解釈
15. 総括
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
毎回事前課題を出すので,それが予習・復習に該当する。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
下記「到達目標」をベースに,マーケティング研究,消費者行動研究における課題の設定,先行研究の整理法,アプローチ方法を理解すること。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1.マーケティング研究,消費者行動研究の近年のテーマを理解する
2.マーケティング研究,消費者行動研究の近年の分析手法を理解する
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
1.毎回,受講生のなかからレポーターを決めて,発表を行ってもらうので,この発表の内容をもって評価する。
2.レポーターの発表をベースに討論するので,そこでの発言回数や内容をもって評価する。
3.レポーターの発表以外に,受講生全員が毎回,テキストの内容に関する要約と討論のポイントをレポートとして提出してもらうので,この内容で評価する。レポート未提出が3回を超えた時点で自動的に不可(つまり,欠席は2回まで)となる。遅れての提出・代行提出も認めない。

評価の配分:通常レポートの内容(70)期末レポート試験(30)
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業内容をほぼ100%理解している。到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
課題解法能力解法が分からない他人にアドバイスができる。何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。
調査能力(予習)自ら進んで予習範囲を越えて調べている。予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。指示された範囲は予習が不十分である。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
下記教科書を基に,1回の講義につき,2-3章を単位に議論を行う。受講生の中でレポーターを指名し,そのレポーターに整理・発表してもらったうえで,受講生で議論,担当教員の解説,補足説明を行う。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784805110034
書名 小売視点のブランド・コミュニケーション
著者名 寺本高 著, 出版社 13 出版年 千倉書房
教科書2 ISBN 9784805110195
書名 日本発のマーケティング = The Marketing New Wave from Japan
著者名 清水聰 著, 出版社 13 出版年 千倉書房
教科書3 ISBN 9784805110546
書名 ネットワークと消費者行動
著者名 斉藤嘉一著, 出版社 13 出版年 千倉書房
教科書4 ISBN 9784641164000
書名 リレーションシップ・マーケティング = Relationship Marketing : コミットメント・アプローチによる把握
著者名 久保田進彦 著, 出版社 13 出版年 有斐閣
教科書5 ISBN 9784641164154
書名 類似性の構造と判断 = Similarity and Judgment : 他者との比較が消費者行動を変える
著者名 澁谷覚 著, 出版社 13 出版年 有斐閣
 
教科書補足  
下記「参考書1」も教科書として扱う。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784502472404
書名 ことばとマーケティング = LANGUAGE AND MARKETING : 「癒し」ブームの消費社会史
著者名 松井剛 著, 出版社 13 出版年 碩学舎
 
キーワード  
マーケティング,消費者行動,リレーションシップ,ネットワーク,類似性
 
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