タイトル
時間割コード:VB04001 日本語シラバス 英語
企業成長戦略学[Corporate strategy and economic growth]
 
担当教員
梅野 匡俊, 為近 恵美[UMENO MASATOSHI, TAMECHIKA EMI]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次 1〜3 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス 企業成長戦略学
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
本プログラムは成長戦略研究センターと国際社会科学府が協力し、企業成長戦略に関しテーマ(本年度は「事業に付加価値を付ける」)に関する具体的事例を提供する教育プログラムです。
経営学を研究領域とする研究者には、具体(事例)と抽象(理論化)を行き来しながら論考することが求められます。本授業では、各回、企業・行政・機関の第一線で活躍されている方々が講義された後、それぞれの事例をもとに講師と学生とのディスカッションをおこなうことで理解を深め、経営学の理論から事例を分析するレポートを提出してもらいます。企業戦略の実際を理解し、理論と検証する価値ある機会を提供したいと考えています。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
2017年度は「事業に付加価値を付ける」をテーマに、経営資源をいかに活用し事業に付加価値を付けておられるかを、実際に担われている経営者、担当者からお話しいただきます。
以下の方々にお越しいただき、お話しいただく予定です。(順不同)

1.オリエンテーション
2.福祉事業者 福祉事業の高付加価値化
3.人材育成事業者 人材の高付加価値化
4.情報提供事業者 情報提供のターゲットの拡大
5.インフラ事業者 公共事業で培った技術、ノウハウの海外での活用
6.設備メンテナンス会社 保有技術をもとにした新たな事業展開
7.食品会社 CSVによる事業の付加価値化
8.交通事業者 新たなニーズの発掘と事業化
9.検査機器会社 技術オリエンテッドな企業の経営
10.ワイン会社 国産ワインの高付加価値化
11.硝子会社 自社技術からの新商品開発
12.板金会社 板金企業からの飛躍
13.動物医療会社 大学での研究シーズの事業化
14.化粧品会社 事業領域の絞り込みによる高付加価値化
15.素材商社 新たな素材の研究開発
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
講義いただく具体的企業・機関については、オリエンテーションの際に提示します。
各回の授業前に、当該企業の事業内容と特長について検索し、理解を深めておくこと。
授業で講義いただいた企業・機関のうち1社を採り上げ、テーマ「事業に付加価値を付ける」にそってそれぞれの事業内容の分析をおこなったレポートの提出を求めます。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
各企業の方々が話される事例を、経営学の諸理論にもとづいて分析をおこなうことによって、企業成長のメカニズムを具体的かつ普遍的に理解し論述できる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
各企業の方々が話される事例が、経営学のどの理論によって説明できるかが理解できている。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
授業で講義いただいた各社の事例を、経営学の視点から分析したレポートを主として評価する。加えて、授業でのディスカッションへの参画度合いを加味する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
レポートでの事例分析選択した事例を、経営学の諸理論にもとづいて分析し、企業成長のメカニズムを具体的かつ普遍的に論述できる。加えて今後の研究の方向性を見出している選択した事例を、経営学の諸理論にもとづいて分析し、企業成長のメカニズムを具体的かつ普遍的に論述できる選択した事例を、経営学の諸理論にもとづいて分析されているが、事例の普遍化までには至っていない選択した事例が、経営学のどの理論によって説明できるかを論述できる事例の内容をまとめる論述になっている
授業への参加度対象企業の分析だけではなく、理論的に関連のなる事例を分析、検討し、ディスカッションに積極的に参加している事前に対象企業の分析をおこない、テーマにそった課題を検討し、ディスカッションに積極的に参加している事前に対象企業の分析をおこなっているが、ディスカッションにおいては疑問点の質問となっている事前に対象企業の分析をおこなっているが、ディスカッションへの参加が不十分である事前に分析を行っておらず、ディスカッションにも参加しない
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
15回の授業終了後、授業で紹介された事例のうち1社を選び、レポートを作成し提出する。レポートは事例の紹介だけではなく、経営学の諸理論に照らした分析がなされていることを求めます。
 
教科書補足  
 
参考書補足  
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
本科目「企業成長戦略学」の単位を取得し、「グリーン・マネジメントの本学開講科目」「成長戦略研究センター研究プロジェクト参加教員の開講科目」から4単位を取得、修了報告書が認められた者については、成長戦略研究センター副専攻プログラム「実践企業成長教育プログラム」修了の認定をおこないます。詳細は、成長戦略研究センターのホームページで確認のこと。
 
キーワード  
成長戦略,経営戦略,企業経営,ケーススタディ,事例研究,地域活性化,地方創生,地元企業
 
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