タイトル
時間割コード:VB01012 日本語シラバス 英語
比較社会文化研究[Socio-Cultural Analysis]
 
担当教員
中野 弘美[NAKANO HIROMI]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次   単位数 2 使用言語  
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
広告は製品情報の単なる伝達ではなく、逆に広告が分節した表象こそがオーディエンス(広告の受け手)の認識を形成し、惹きつける価値を構築する。それはクリエイティブ(広告の作り手)へのインサイトにもひるがえる。この問題意識をもとに授業では、広告が表現する深層の意味を分析する意味作用の記号論を学んでいく。目的は、広告をテクストとして読み解く技法の習得である。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. イントロダクション
2. シニフィエとしての商品①
3. シニフィエとしての商品②
4. シニフィアンとしての商品①
5. シニフィアンとしての商品②
6. アクティブ・オーディエンス
7. 中間レポート
8. パラダイムとシンタグム①
9. パラダイムとシンタグム②
10. パラダイムとシンタグム③
11. パラダイムとシンタグム④
12. パラダイムとシンタグム⑤
13. 過剰な儀礼化①
14. 過剰な儀礼化②
15. 期末レポート
16. ふりかえり
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
1.レポート作成にあたり、各種文献や企業のHP等から分析に値する広告事例を予習・探索すること。
2.授業で説明した「広告を読み解くための用語」と分析手法について、事例に即して復習すること。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
授業であつかわなかった広告(8例以上)を、広告を読み解くための用語(8種類以上。ただしレポートごとに異なる)を使って、レポート作法にのっとり読み解くことができる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
授業であつかわなかった広告(4例以上)を、広告を読み解くための用語(4種類以上。ただしレポートごとに異なる)を使って、レポート作法にのっとり読み解くことができる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
中間レポートと期末レポート、各50点満点の合計点数で成績を評価する。採点基準は第1回目の授業時に、授業支援システム上に載せる。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
読解用語9種類以上正しく使っている。8種類以上正しく使っている。5〜7種類正しく使っている。4種類正しく使っている。4種類未満正しく使っている。
広告事例9例以上挙げている(コピー等を添付)8例挙げている(コピー等を添付)。6〜7例挙げている(コピー等を添付)。4〜5例挙げている(コピー等を添付)。4例未満挙げている(コピー等を添付)。
レポート作法 授業で説明した作法の要件を満たしている。  授業で説明した作法の要件を満たしていない。
独創性課題内容をこえて独自のテーマを設定し説得力がある。    
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
毎回プリントを配布し、講義形式ですすめていく。授業時に配布された広告事例を参照し、授業時間外にみずから広告事例を収集すること。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784641184275
書名 広告コミュニケーション研究ハンドブック
著者名 水野他 出版社 有斐閣 出版年 2015
 
キーワード  
広告、記号論、テクスト分析
 
教員からの一言  
Play hard! Play smart! Play together! Have fun!! ―― Detroit Pistons
 
↑ ページの先頭へ戻る