タイトル
時間割コード:VB02005 日本語シラバス 英語
業績管理会計研究[Performance Measurement Accounting]
 
担当教員
高橋 賢[TAKAHASHI MASARU]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次   単位数 2 使用言語  
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
業績評価の問題は管理会計にとって古くて新しい問題である。管理会計の文脈では,業績を評価するためには業績の測定を行わなければならない。ただし,その測定に問題があると,正しい評価ができないばかりか,従業員や組織が全体の利益を損なうようなおかしな行動をとってしまうことにつながる。
今回の講義では,「測る」ということに焦点を当て,「測りすぎ」の問題について学習する。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1.ガイダンス
2.業績評価とは?
3.測定の目的
4.正確な測定とは?
5.業績の比較
6.目標設定の落とし穴
7.ゲーミングとチーティング
8.報酬システムを考える
9.報酬制度の失敗
10.測りすぎの狂気はどこへ行く?
11.わが国の業績評価システムの実態
12.長期の目標と短期の目標
13.測れないものは評価できないのか?
14.測りすぎの恐怖
15.人はなぜ測られると動きが変わるのか?
16.総括
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
テキストの該当箇所をよく読み,要約し,コメントを付けて授業支援システムにて提出すること。自らの体験と対照させながら考えて欲しい。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
あるべき業績評価システムのラフスケッチが描き出せるようになる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
教科書の内容が理解できる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
授業への参加態度(80%)とレポート(20%)
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
今回は,遠隔講義で行う。授業支援システムを通じてレポート課題を提出してもらう。詳細については授業支援システムを参照されたい。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9781119970705
書名 Measurement Madness
著者名 Gray, Micheli and Pavlov 出版社 Wiley 出版年 2015
 
教科書補足  
教科書を輪読するので各自購入されたい。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784532320645
書名 現場が動き出す会計 : 人はなぜ測定されると行動を変えるのか
著者名 伊丹敬之, 青木康晴 著,伊丹, 敬之, 1945-,青木, 康晴, 出版社 日本経済新聞出版社 出版年 2016
 
参考書補足  
適宜参照されたい。
 
キーワード  
performance measurement
 
教員からの一言  
学生の時はよく学び,よく遊んでください。友人をたくさん作っていろんなことを語り合ってください。
 
ホームページ  
http://er-web.jmk.ynu.ac.jp/html/MASARU_Takahashi/ja.html
 
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