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公的部門や非営利組織に関しても会計は行われている。これらの領域は公会計と呼ばれるが、近年では、公会計制度に営利組織体を対象としてきた複式簿記、発生主義会計の手法が導入されている。このような状況を踏まえ、本講義では、テキストの輪読により、公会計の現状,将来の方向性を検討する。
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1.ガイダンス 2.政府会計の基盤 3.政府会計の基礎概念 4.非営利組織会計の基礎概 5.公会計情報の信頼性 6.地方自治体における公会計情報の活用とNPM 7.公共性・効率性と会計システム 8.財政の悪化を顕在化させる政府会計 9.地方公共団体の会計 10.独立行政法人の会計 11.公益法人会計 12.学校法人会計 13.医療法人の会計 14.Rethinking the Rules of Governmental Accounting 15.公会計の将来
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教科書を熟読し,入手可能な参考文献もできるだけ目を通しておくこと。
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現行の公会計の現状を正しく理解したうえで,その問題点を把握し,提案されている公会計改革案について検討し,新たな提案を行うことができる。
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公会計の意義・制度について他者に説明できる。 公的部門において生じている問題とその解決に向けた取り組みについて他者に説明できる。 公会計、企業会計に共通する会計の意義と役割について他者に説明できる。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
理解度 | 授業内容を越えた自主的な学修が認められる。 | 授業内容をほぼ100%理解している。 | 到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。 | 到達目標に達していることが認められる。 | 到達目標に達していない。 |
課題解法能力 | 解法が分からない他人にアドバイスができる。 | 何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。 | 参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。 |
調査能力(予習) | 自ら進んで予習範囲を越えて調べている。 | 予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。 | 指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。 | 指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。 | 指示された範囲は予習が不十分である。 |
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今年度の授業は,「授業支援システム」を活用した遠隔方式で行う。各自で教科書を入手し,毎週,講義の時間までに,1章ごとに教科書の内容の要約と考察,電子ジャーナル等で入手可能な参考文献も活用して,水曜日中に授業支援システムにアップロードすること。必要に応じ,ZoomsやTeamsを利用したディスカッションも行う予定である。
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9784502193101
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非営利組織体の会計
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杉山学, 鈴木豊 編著
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中央経済社
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2002
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会計学(簿記、財務会計、管理会計)についての理解が不可欠である。
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政府会計(Public Sector Accounting),公会計(Governmental Accounting)
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実社会に出る前に,英語などの語学とともに,“Language of Business” と呼ばれる企業会計を習得しましょう。また,様々な学問も学び,授業料という自分への投資を大きく上回るリターンをあげて下さい。
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