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近年の会計基準の開発や改訂等の動きのなかから、収益認識とリース会計を取り上げて、会計処理と税務対応の2つの観点から検討を加える。
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1.オリエンテーション 2. 「収益認識に関する会計基準」の内容(1):概要 3. 「収益認識に関する会計基準」の内容(2):契約の識別 4. 「収益認識に関する会計基準」の内容(3):履行義務の識別 5. 「収益認識に関する会計基準」の内容(4):対価の測定 6. 「収益認識に関する会計基準」の内容(5):履行義務の充足 7. 「収益認識に関する会計基準」の内容(6):特殊な取引 8. 収益認識会計基準に対する税務上の対応(1) 9. 収益認識会計基準に対する税務上の対応(2) 10.「リース取引に関する会計基準」の内容(1):概要 11.「リース取引に関する会計基準」の内容(2):ファイナンスリースに係るレッサー及びレッシーの会計処理 12.「リース取引に関する会計基準」の内容(3):個別取引 13.IFRSのリース会計基準:使用権モデルとその課題 14.リース取引に対する税務の取り扱い 15.まとめ会計と税務の思考の相違
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(予習すべき内容) ・日本基準、IFRS等の現行の会計基準に基づく処理。 (復習すべき内容) ・それぞれの会計処理に関わる考え方と課題の理解に努めること ・会計と税務の思考の相違を理解すること
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それぞれの会計処理を修得したうえで、その基盤にある考え方(会計及び税務)を理解し、自らの見解を述べることができること。
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現行の会計基準による処理に関する知識を習得したうえで、会計と税務の考え方の相違を説明できること。
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授業における参加(約70%)とレポート(約30%)により評価する。 授業における参加とは、担当箇所の報告内容と水準、討論への参加度合いを指す。
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【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
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履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
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【授業別ルーブリック】
評価項目 | 評価基準 |
期待している以上である | 十分に満足できる(履修目標) | やや努力を要する | 努力を要する(到達目標) | 相当の努力を要する |
理解度
| 授業内容を越えた自主的な学修が認められる。 | 授業内容をほぼ100%理解している。 | 到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある | 到達目標に達していることが認められる。 | 到達目標に達していない。 |
課題解法能力 | 解法が分からない他人にアドバイスができる。 | 何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。 | 参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。 | 他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。 |
調査能力(予習) | 自ら進んで予習範囲を越えて調べている。 | 予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。 | 指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。 | 指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。 | 指示された範囲は予習が不十分である。 |
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Zoomを利用して同時双方向(リアルタイム)型で実施を予定。 スケジュールに基づいて、報告担当を決めて、順次報告を行い、質疑応答していく形式で授業を進める 授業参加希望者は、事前に私、齋藤まで(s-saito@ynu.ac.jp宛てに)、授業への参加希望の旨と各自のメールアドレズを必ず伝えること。受講希望者に社会人の方が含まれる場合、開講時間帯については、学生の利便性を考慮した対応も検討する。
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その他の参考資料等については、その都度、必要に応じて紹介する。
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会計に関連する授業を並行して履修することを薦めます。
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収益認識、履行義務の充足、変動対価、リース取引、使用権モデル
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当該テーマは会計のみならず税法に関する一定の知識を前提としますが、その検討を通して会計学、特に計算構造論による思考を把握してください。
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すぐに役に立つことはすぐに役に立たなくなるので、大学時代は時間を掛けなければ得られない思考能力を培ってください。
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