タイトル
時間割コード:7000001 日本語シラバス 英語
教職入門[Introduction to Teaching Profession]
 
担当教員
杉山 久仁子[SUGIYAMA KUNIKO]
開講学部等 教育学部 対象年次 1〜4 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード SE.1211 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
教師の仕事・研修とそれらの意義、児童生徒に対する教師の役割など、教職の全体像をつかむ。これらの実践上、理論上の探究を通じて、理想の教師像について考察し、追求する態度を養う。
(基礎演習が大学全体の初年次教育としての科目であるのと並んで、教員養成・教職課程の初年次教育に該当すると位置付けられる科目である。)
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1.オリエンテーション
2.学校・子どもの現状と教師
3.学校・教員の歴史的な位置
4.学校保健・学校安全の観点から
5.教師の仕事1-学級担任として
6.教師の仕事2-教科担任として
7.教師の仕事3-特別支援教育
8.教師の仕事4-多文化共生と日本語教育
9.児童および教師の協同的な学び
10.教員の身分・服務と勤務条件
11.学校経営と地域連携及びチーム学校運営
12.授業・実践を観る視点
13.学び続ける教員の研修
14.教員の社会的な成長
15.まとめのふりかえり〜教師を目指すために

※ 講義内容の順番は変更になる可能性があります。
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
各回のレポート課題について取り組み提出する。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
1.教員とはどのような存在なのかに関して多角的に説明できる。
2.教員としてどのような資質形成を図っていく必要があるかについて説明できる。
3.教員として制度的な保障につらなる義務と責任について説明できる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1.知識:教員とはどのような存在なのかにかんして理解する。
2.思考力:教員としてどのような資質形成を図っていく必要があるかについて理解する。
3.コミュニケーション力:教師の環境をかたちづくる構成員とのコミュニケーションにみる差異を理解する。
4.倫理観・責任感:教員として制度的な保障につらなる義務と責任について理解する。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
出席は基本的要件であるが、それを反映するべく、講義を聴講・理解・解釈しない限り、回答できない小テストやリポートといった課題提出が毎回課す。毎回、記述形式の小テスト又はレポートを課し、出席状況と理解度を評価する。(6.7%×15回)
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
教職に関する理解説明できる理解に加え、自主的な学修をした。履修目標にあがる内容を説明できる。理解はしたが、説明はしきれない。到達目標にあがる内容が理解できた。居眠り、内職、私語が疑われる。
協同しての課題解決他者をリードした上で、課題解決ができる自ら発言もした上で、協働して課題解決ができる。発言はしないが協働して課題解決ができる。他者からアドバイスを受けつつ課題解決できる。他者とともに課題解決ができない。
調査・振り返り能力宿題以上に、自ら進んで調べ・振り返っている。宿題の範囲を、他人に説明できるほど調べ、振り返っている。宿題はできているが、理解にあいまいな点がある。指示された宿題の範囲のみ調べているのみ。指示された範囲さえ調べていない。
理想の教師像特色ある理想像を自主的に探究でき描けた。理想像がよく描けている。理想像は描けているが、不足がある。理想像を描けてはいる。理想像がほとんど描けない。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
講義の際に討論を含む。実施方法の詳細は初回講義で案内する。
対面での実施を予定しているが、感染症の状況等によって、講義の方法が遠隔等に変更になる可能性があります。その場合の詳細は授業支援システムで指示する。
 
教科書補足  
授業中に適宜資料を配付する。
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
基礎演習と連動し、教育実地研究に連続する教職課程の基礎であり、他のあらゆる科目につながる重要な基本科目である。
 
キーワード  
教師、実践、授業研究、教員養成、初年次教育
 
備考  
この授業に関する連絡は、教職入門担当(杉山)まで
 
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