タイトル
時間割コード:7040038 日本語シラバス 英語
書写実技[Handwriting Practice]
 
担当教員
青山 浩之[AOYAMA HIROYUKI]
開講学部等 教育学部 対象年次 2〜4 単位数 4 使用言語 日本語
開講時期 通年 開講曜限   クラス  
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 実習・実技
特記事項  
ナンバリングコード SE.2611 実務経験のある教員による授業 該当する
授業の目的  
「書写」は、小・中学校の国語科に位置づけられている。その教育実践に必要な能力と素養を高め、教育内容を認識して、書写技能の習得から実践の方法までを学ぶ。
<実務経験のある教員による授業科目の学修成果(学生が身に付ける能力)>
国語科教員として実務経験をもつ専任教員により、国語科書写授業の実務経験を生かして体験的に学修する授業を行い、書写の知識や技能を実習を通して習得し、書写指導の課題を示すことができる能力を身に付けさせる。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. 書写教育の役割
2. 書写教育の概要
3. 国語科の目標と書写指導のねらい
4. 書写の学習内容と要素
5. 書写の実技および学習順序
6. 楷書の学習(1)
7. 楷書の学習(2)
8. 楷書の学習(3)
9. 楷書の学習(4)
10.楷書の学習(5)
11.楷書に調和する平仮名
12.楷書に調和する片仮名
13.配置・配列の研究
14.日常化への研究
15.楷書のまとめ
16.行書の学習(1)
17.行書の学習(2)
18.行書の学習(3)
19.行書の学習(4)
20.行書の学習(5)
21.行書の学習(6)
22.行書の学習(7)
23.行書の学習(8)
24.行書の学習(9)
25.行書の学習(10)
26.行書に調和する平仮名
27.行書と仮名の調和
28.実用書の研究
29.書写の学習材開発
30.言語文化と書写教育(授業のまとめ)
31.
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
・書写の学習内容に関する知識・技能(テキストの内容)の予習復習
・授業で扱った書写教材の技能練習(復習)
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
小・中学校の国語科「書写」の教育実践に必要な能力と素養を高め、教育内容を理解して、書写技能及び実践の方法が習得できている。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1.書写教育の目的・内容・方法を理解し、説明できる。 [a]
2.書写教育に必要な知識及び技能を習得し、課題に生かせる。 [a]
3.書写的な文字を理解し、硬筆及び毛筆によって分析的に書けるようにする。 [b]
4.グループ学習などを通じて、課題解決の過程で学び合い、主題について深めるようにする。 [c]
※[  ]内はYNUイニシアティブに掲げる実践的「知」との相関をあらわす。
「実践的「知」:a.知識・教養 b.思考力 c.コミュニケーション能力 d.倫理観・責任感」
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
出席率30%、事前・事後課題30%、期末提出課題40%の加重平均で成績を評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業内容をほぼ100%理解している。到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
課題解法能力解法が分からない他人にアドバイスができる。何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。
調査能力(予習)自ら進んで予習範囲を越えて調べている。予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。指示された範囲は予習が不十分である。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
授業では、講義及び実技が中心となるが、実践的な知識や方法を身につけるため、事前・事後の課題や関連課題による課外の技能練習を適宜取り入れる。授業では、他者の表現を観察し、ディスカッションするなどの活動も取り入れる。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784860121020
書名 国語科書写の理論と実践
著者名 全国大学書写書道教育学会 編,全国大学書写書道教育学会, 出版社 萱原書房 出版年 2020
 
教科書補足  
-
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784839930394
書名 かんたん!100字できれいになるボールペン字練習帳
著者名 青山浩之 出版社 毎日コミュニケーションズ 出版年 2009
参考書2 ISBN 9784778037192
書名 こうすればきれいな字が書ける
著者名 青山浩之 出版社 小学館 出版年 2010
参考書3 ISBN 9784532195663
書名 仕事がもっとうまくいく!気持ちが伝わる「手書き」ワザ
著者名 青山浩之 出版社 日本経済新聞出版社 出版年 2010
参考書4 ISBN 9784180547357
書名 「書く力」を育てる小学校国語書写の授業プラン
著者名 青山浩之 編著,愛知県西尾市立津平小学校 著, 出版社 明治図書出版 出版年 2012
参考書5 ISBN 9784182698231
書名 書写力・語彙力・活用力の育成を位置づけた小学校書写 指導のアイディア&授業モデル
著者名 青山浩之 編著 出版社 明治図書出版 出版年 2016
参考書6 ISBN 9784860120467
書名 明解書写教育
著者名 全国大学書写書道教育学会 編,全国大学書写書道教育学会, 出版社 萱原書房 出版年 2009
 
参考書補足  
-
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
関連科目:「書法Ⅰ」「書法Ⅱ」「書道史」「書論・鑑賞」「書道科教育法A」「書道科教育法B」
 
キーワード  
国語 書写 文字 書字
 
備考  
書写が好きになれる授業を目指しています。ぜひ学んでみてください。
 
参照ホームページ  
http://www.field-design.info/
 
教員からの一言  
明るく楽しい青山ゼミにようこそ
 
ホームページ  
http://www.field-design.info/
 
↑ ページの先頭へ戻る