タイトル
時間割コード:RC00042 日本語シラバス 英語
都市マネジメント[Urban Management]
 
担当教員
矢吹 剣一[YABUKI KENICHI]
開講学部等 都市イノベーション学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語  
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
都市計画やまちづくりにおいては、さまざまな形の「マネジメント」の存在が必要不可欠である。本講義は、都市空間のマネジメントの仕組みをいくつかの題材を通して学ぶとともに、都市づくり実務や実践のなかで「マネジメント」に取り組む専門家を招聘し、講義して頂くことで、各取り組みにおける「マネジメント」の固有性・普遍性、職能としての「マネジメント」あり方について考えることを目的とする。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
※テーマは前後する可能性がある。なお*印は外部講師担当予定の回
1 イントロダクション
2 公共空間のマネジメント①
3 公共空間のマネジメント②
4 公・民・学連携のまちづくりとマネジメント
5 既成市街地における都市マネジメント①*
6 既成市街地における都市マネジメント②*
7 災害復興における都市マネジメント*
8 環境政策と都市マネジメント*
9 郊外住宅地における都市マネジメント①*
10 郊外住宅地における都市マネジメント②
11 都市のプロジェクト・マネジメント①*
12 都市のプロジェクト・マネジメント②*
13 人口減少都市の都市マネジメント①*
14 人口減少都市の都市マネジメント②
15 人口減少都市の都市マネジメント③/最終レポート(最終報告書)の出題
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
・授業で扱った都市や整備事例を実際に訪れることで体験として理解することが望ましい。
・講義で紹介した書籍を読み、講義内容の体系的理解に努めることが望ましい。
・講義で得た先端的なキーワードについて各自で深堀りし、研究および実践活動へ活かすことが望ましい。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
講義を通じて、都市におけるマネジメントの技術やその存在・職能の重要性に気づき、都市マネジメントに関する視点・手法・効果などについて部分的に整理(形式知として表現)することができる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
・出題したレポートに対し、講義で理解した内容の要点やそれに対する見解を述べることができる。
・都市のマネジメントの事例を自分なりの切り口で調査し、説明・批評することができる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
授業内で出題するレポート(80%)、最終報告書(20%)で評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業の内容をほぼ100%理解している。到達目標は理解しているが、授業内容的不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していいない。
調査能力 (復習) 自ら進んで復習範囲を越えて調べている。復習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。支持した復習範囲の理解にあいまいな点がある。指示された範囲は復習するが、理解が不十分である。指示された範囲は復習が不十分である。
テーマの選択実社会の必要性を考えたテーマを選ぶことができる調査計画も考えてテーマを選ぶことができる自分の考えからテーマを選ぶことができる指示された範囲内のテーマを選ぶことができる指示された範囲内のテーマを選ぶことができない。
報告書の記述内容他人が気がつかない観点で自分の考えを記述することができる自らの考えを正確に伝えることができる調べた情報から他人が理解するに十分な記述ができる調べた情報を正しく他人へ伝えることができる調べた情報を他人へ伝えることが不十分である
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
都市のマネジメントについて担当教員と、招聘した専門家で連続的な講義を実施する。
■授業方法:資料は原則的に事前に授業支援システムに登録する。
(企業の方が講師を務める場合、情報の性質上、資料なしの可能性もある)
■対面を基本とする。手元に資料を準備する。
(上記理由により、手元に資料がない場合もある)
■授業に関する情報は授業支援システムの掲示板に掲載予定。
 
教科書補足  
教科書は指定しない。必要資料を配布する。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784761528706
書名 都市を学ぶ人のためのキーワード事典 これからを見通すテーマ24
著者名 饗庭伸 編著 出版社 学芸出版社 出版年 2023
参考書2 ISBN 9784761527730
書名 エリアマネジメント・ケースメソッド 官民連携による地域経営の教科書
著者名 保井美樹 ,泉山 塁威 ,日本都市計画学会・エリアマネジメント人材育成研究会 出版社 学芸出版社 出版年 2021
参考書3 ISBN 9784761528126
書名 イギリスとアメリカの公共空間マネジメント 公民連携の手法と事例
著者名 坂井文 出版社 学芸出版社 出版年 2021
参考書4 ISBN 9784761528126
書名 協力のテクノロジー
著者名 松原明・大社充 出版社 学芸出版社 出版年 2022
参考書5 ISBN 9784502360619
書名 コミュニティマネジメント つながりを生み出す場、プロセス、組織
著者名 坂倉杏介・醍醐 孝典・石井大一朗 出版社 中央経済社 出版年 2020
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
特に設定しないが、都市計画関連の科目を履修しておくことが望ましい。
 
キーワード  
都市(Urban),マネジメント(Management)
 
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