タイトル
時間割コード:VB01002 日本語シラバス 英語
組織マネジメント研究[Advanced Organization Theory]
 
担当教員
山岡 徹[YAMAOKA TORU]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次   単位数 2 使用言語  
開講時期 春学期 開講曜限   クラス 組織マネジメント研究
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
企業組織にとどまらず行政組織や教育機関など、多様な経営組織で組織変革に向けた取り組みが不断に実践されている。それでは、これらの組織変革の取り組みは、経営学や組織論の研究者によって、どのような視点からいかに捉えられ研究されてきたのだろうか。この授業では、組織変革に関する既存研究の研究手法と成果を理解し、それらを批判的に考察することを目的とする。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. 授業の進め方の説明、輪読の担当者決め
2~15.輪読担当者による報告およびディスカッション
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
予習:各回の報告者に割り当てられた文献の通読
復習:授業で報告された文献の関連研究の探索と通読
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
組織変革に関する既存理論の内容と研究手法に対して、論理的かつ批判的な考察を加えることができる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
組織変革に関する既存理論の内容と研究手法に対して考察を加えることができる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
報告されたレジュメ及び問題提起の内容と質、討議の活性化への貢献度合いなどを評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
この授業は対面式で実施する。
各回の輪読担当者は、割り当てられた文献の要約をレジュメにまとめて、授業で報告することが求められる。
なお、初回の授業では各回の輪読担当を決めるので、履修を希望する者は必ず出席すること。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9780415556453
書名 The Routledge companion to organizational change
著者名 Boje, David M.,Burnes, Bernard,Hassard, John,edited by David M. Boje, Bernard Burnes and John Hassard 出版社 Routledge 出版年 2012
 
教科書補足  
教科書は、初回授業で履修者と相談のうえ決定するため、変更する可能性がある。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9780471877370
書名 Dynamics of Organizational Change and Learning
著者名 Boonstra, J.J. 出版社 John Wiley & Sons, Ltd 出版年 2004
参考書2 ISBN 9780415284103
書名 Reshaping Change: A Processual Perspective
著者名 Dawson, P. 出版社 Routledge 出版年 2003
参考書3 ISBN 9780761929321
書名 Organizational Change Theory
著者名 Demers, C. 出版社 SAGE 出版年 2007
 
参考書補足  
参考書は授業では用いません。理解をさらに深めたい場合の自習用テキストとして利用してください。
 
キーワード  
組織変革(Organizational change), 変革管理(Change management)
 
教員からの一言  
経営学を学ぶ学生は、ややもすると経営の実務面ばかりに強い興味を持ちがちですが、実務は就職してから嫌というほど経験できます。一方、就職してからは日々の実務に追われて体系的な経営理論の学習に割く時間もエネルギーもなかなか確保できません。「学生時代にもっときちんと経営学を勉強しておけば良かった」と後悔している実務家は非常に多いのです。学生時代の「今」しかできないことは何なのか。単位取得のためよりも自分への先行投資の意識を持って授業や演習に取り組みましょう。
 
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