タイトル
時間割コード:3002522 日本語シラバス 英語
横浜DeNAベイスターズスポーツ経営論[YOKOHAMA DeNA BAYSTARS Sports Management]
 
担当教員
森田 洋[MORITA HIROSHI]
開講学部等 経営学部 対象年次 2〜 単位数 2 使用言語  
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード BU.9900 実務経験のある教員による授業 該当する
授業の目的  
プロ野球ビジネスの現場での実務体験を通じて、マーケティング分野を中心とした、事業会社における業務プロセスの習得を目指す。この講義は横浜DeNAベイスターズにておよそ20名程度の履修許可者全員が対面で参加する形にて行うことを予定しており、戦略・マーケティングに携わるベイスターズの職員が講師陣となって講義が展開される。内容は極めて実務的・実践的であるとともに、グループワーク等を通じて学生の経営学における学術的知識の応用力を培う場となっている。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 

8月上旬における連続する4日間、以下の内容にて対面型集中講義を行う。具体的日程および時間は履修登録期間開始時点にてLMSにてアナウンスする。
(大学の行動指針が変更され全員オンラインの形式へ切り替える場合もある。その他にも内容変更等の可能性もありLMSや学務情報システムにおける掲示板、お知らせ発信等に注意を払うこと。)

以下は現時点における予定である。
第1回(Day1):スポーツビジネス・球団の経営状態に関するレクチャー
第2回(Day1):マーケティング業務・これまでの球団の取組みについてのレクチャー
第3回(Day1):収益改善施策に関する初期ディスカッション
第4回(Day1):現場視察
第5回(Day2):グループワーク(前日の視察や現状に関連する資料等を基にした課題検討)①
第6回(Day2):グループワーク(前日の視察や現状に関連する資料等を基にした課題検討)②
第7回(Day2):グループワーク(課題解決に向けた情報収集(文献検索・社内ヒアリング等))①
第8回(Day2):グループワーク(課題解決に向けた情報収集(文献検索・社内ヒアリング等))②
(間の期間で、グループごとに競合ベンチマーク等外部分析等を適宜実施)
第9回(Day3):グループワーク(施策案の検討)①
第10回(Day3):グループワーク(施策案の検討)②
第11回(Day3):担当職員とのディスカッション
第12回(Day3):グループワーク(施策案のとりまとめ)
第13回(Day4):最終プレゼンテーション準備
第14回(Day4):経営陣へのプレゼンテーション
第15回(Day4):フィードバック
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
(1)レクチャーや現場視察、資料を復習して、ディスカッションやグループワークで活用すること。
(2)グループのメンバーで分担して、文献検索や分析、とりまとめをすること。
(3)経営陣に訴えるプレゼンテーションとなるよう、準備をすること。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
(1)プロ野球経営の事業構造について深く理解できる。
 マーケティングの実務の手法を深く習得できる。
(2)スポーツ経営を通して企業経営について論理的に深く考察できるようになる。
(3)グループワークにおいて建設的な意見を的確に述べることができるようになる。
 マネジメントプレゼンテーションを通じて、経営層との的確なコミュニケーションを身に着ける。
(4)顧客および地域社会に対する視点を学ぶことで、一企業人としての社会的責任をバランスよく感じることができるようになる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
(1)プロ野球経営の事業構造について理解できる。
 マーケティングの実務の手法を習得できる。
(2)スポーツ経営を通して企業経営について論理的に考察できるようになる。
(3)グループワークにおいて建設的な意見を述べることができるようになる。
 マネジメントプレゼンテーションを通じて、経営層とのコミュニケーションを身に着ける。
(4)顧客および地域社会に対する視点を学ぶことで、一企業人としての社会的責任を感じることができるようになる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
グループプレゼンテーションの最終報告内容、グループワークにおけるディスカッション、作業およびレポートに対して評価を行う。配分についてはベイスターズとの協議の上早期にアナウンスする予定である。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
グループワークへの参加姿勢建設的かつ独創的な意見を的確に述べることができる。建設的な意見を的確に述べることができる。建設的な意見をある程度的確に述べることができる。建設的な意見を述べることができる。建設的な意見を述べることができない。
グループプレゼンテーションの最終報告内容経営層との的確なコミュニケーションを十分以上に身に着けている。経営層との的確なコミュニケーションを身に着けている。経営層との的確なコミュニケーションをある程度身に着けている。経営層とのコミュニケーションを身に着けている。経営層との的確なコミュニケーションを身に着けていない。
レポート課題に対して的確かつバランスよく、論理的にかつ独創的に考察している。課題に対して的確かつバランスよく、論理的に考察している。課題に対してある程度的確かつバランスよく、論理的に考察している。課題に対して論理的に考察している。課題に対して的確かつバランスよく、論理的に考察していない。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
講義形式とグループワーク形式をとる(全員が対面にて参加する形式を予定)。
(1)講義は、室内での資料投影による説明と、球場等、業務現場における説明とを想定している。
(2)グループワーク中には、職員とのディスカッションや質疑応答を行う。
(なお大学の行動指針に基づき必要に応じて全員がオンラインで参加する形式をとることもある。)
 
教科書  
教科書1 ISBN
書名
著者名 出版社 出版年
 
教科書補足  
 
参考書  
参考書1 ISBN
書名
著者名 出版社 出版年
 
参考書補足  
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
4月履修登録期間内において、履修希望者は短いレポートを提出し、それに基づき履修登録が許可された希望者のみ履修登録を行う(詳しくは【授業計画】欄における説明を参照すること)。なお履修希望者はマーケティング論、消費者行動論、マーケティング・サイエンス等マーケティング関連の講義の履修を済ませていることが望ましい。
 
キーワード  
スポーツビジネス(sports management),マーケティング(marketing),横浜DeNAベイスターズ(YOKOHAMA DeNA BAYSTARS)
 
備考  
スポーツビジネスの現場を実体験する貴重な機会になります。テーマについては、チーム状況・事業状況に応じて柔軟に変更になりますので、現時点での詳細は未定です。
 
参照ホームページ  
http://www.baystars.co.jp/
 
教員からの一言  
開講責任者(の一人)、専任教員森田より(一部の授業では講義におけるメインスピーカーが異なりますのでご注意ください):私の好きな言葉は「never too late to learn」です。受講する多くの方はとてもお若いと思いますが、それでも以前に学んだことを学び直したり、より若いときに学ぶべきとされていることを今になって初めて学んだりすることはとても大切だと思っております。大学では心躍る新しい学びとともに、学び直しや”遅すぎる”学びも楽しみながら人生を豊かにしてください。
 
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