タイトル
時間割コード:7110021 日本語シラバス 英語
木材加工学演習[Seminar on Wood Technology]
 
担当教員
小林 大介[KOBAYASHI DAISUKE]
開講学部等 教育学部 対象年次 3〜4 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 演習
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
中学校の技術・家庭科の「A 材料と加工の技術」の授業を念頭に置いて、主として「木のものづくり」を実践する際の木材加工に関する知識・技能を身につけることを目的とする。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1.オリエンテーション
2.木材・木材加工の基礎
3.木材の種類1(針葉樹・広葉樹)
4.木材の種類2(木質材料)
5.木材加工の歴史1
6.木材加工の歴史2
7.木材加工具の種類と特性1
8.木材加工具の種類と特性2
9.学校教育における木のものづくり1
10.学校教育における木のものづくり2
11.課題解決のための木材加工1
12.課題解決のための木材加工2
13.課題解決のための木材加工3
14.課題解決のための木材加工4
15.まとめ
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
教科書・参考書・配布資料を参照に、各会の内容について予習しておくこと。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
1.材料としての木材の種類と加工特性を理解することができる。
2.「木のものづくり」の歴史を理解することができる。
3.木材加工具の種類と特性を学び、的確な加工技術の知識・技能を身につけることができる。
4.「木のものづくり」に関する知識を他者に指導できる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
木材加工に関する基本的な知識・技能(木材、工具など)を身につけることができる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
毎時の取り組み(70点)、課題と作品(15点)、課題レポート(15点)を総合して評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
知識・理解木材・木材加工の基礎知識について、十分理解し、他者にその内容を適切に説明できる。木材・木材加工の基礎知識について、十分に理解している。木材・木材加工の基礎知識について、ある程度理解できている。木材・木材加工の基礎知識について、あまり深く理解できていない。木材・木材加工の基礎知識について全く理解できていない。
技能木材・木材加工の技能について、十分取得し、他者にその内容を適切に指導できる。木材・木材加工の技能について、十分に取得している。木材・木材加工の技能について、ある程度取得できている。木材・木材加工の技能について、あまり深く取得できていない。木材・木材加工の技能について全く取得できていない。
授業での発言、参加状況自ら課題を理解し、積極的に授業に参加し発言している。積極的に授業に参加し発言している。ある程度、授業に参加し発言している。あまり課題を理解しておらず、積極的に授業に参加し発言できていない。授業中、全く発言していない。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
主として演習形式で行うが、実技なども行う。毎時プリントを配布する。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784304081002
書名 技術・家庭 : 技術分野
著者名 竹野英敏 [ほか] 著,竹野, 英敏, 出版社 開隆堂出版 出版年 2020
教科書2 ISBN 9784487123810
書名 新しい技術・家庭 : 技術分野 : 未来を創るtechnology
著者名 田口浩継 [ほか] 著,田口, 浩継, 出版社 東京書籍 出版年 2020
教科書3 ISBN 9784877301002
書名 New技術・家庭 : 技術分野 : 明日を創造する
著者名 和泉田政徳 [ほか] 著,和泉田, 政徳, 出版社 教育図書 出版年 2020
 
教科書補足  
事前に教科書を参照し学習内容を把握しておくこと。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784304020056
書名 木材の性質と加工
著者名 山下晃功 ほか編著, 出版社 開隆堂出版 出版年 1993
参考書2 ISBN 9784004160656
書名 大工道具の歴史
著者名 村松 貞次郎/著, 出版社 岩波書店 出版年 1973
参考書3 ISBN 9784860992385
書名 木育のすすめ
著者名 山下晃功, 原知子 著, 出版社 海青社 出版年 2008
参考書4 ISBN 9784761524586
書名 なぜ、いま木の建築なのか
著者名 有馬孝禮 著, 出版社 学芸出版社 出版年 2009
参考書5 ISBN 9784870225404
書名 コンサイス木材百科 : 木材のよりよい使い方を知るための143のヒント
著者名 秋田県立大学木材高度加工研究所 編, 出版社 パレア 出版年 2011
 
参考書補足  
課題に取り組むにあたり参考書を参照しておくこと。
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
木材加工学及び実習Ⅰ(製図を含む)を履修し、並行してまたは事前に木材加工学及び実習Ⅱ(製図を含む)を履修していることが望ましい。
 
キーワード  
木材(wood)、木材加工(wood working)、歴史(history)
 
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