|
|
|
|
|
|
ビッグデータ時代が到来し,自然科学,社会科学を問わず,様々な分野において統計学の重要性が高まっている。本講義では,統計学I-Aの内容をベースとして,推測統計の理論と基本的な統計分析の方法について学ぶ。本講義の特長は,統計ソフトウェアRを用いて,乱数シミュレーションや確率分布の確率計算などを積極的に行うことにより,統計学について,経験的かつ実践的に理解を深めることである。Rとは,統計分析のために世界で最も使われているフリーソフトウェアである。
|
|
|
1. 推測統計とは,統計学I-Aの復習 2. 大数の法則と中心極限定理 3. 母集団と標本 4. 推測統計で用いる主要な確率分布 5. 標本分布 6. 点推定 7. 正規母集団に関する区間推定 8. 2つの正規母集団に関する区間推定 9. 中間試験 10. 正規母集団に対する検定 11. 正規母集団以外の母集団に対する検定 12. 2標本検定 13. 相関と回帰 14. 単回帰分析 15. 重回帰分析 16. 期末試験
|
|
|
・次回の授業で扱う教科書の範囲を指定するので,次回の授業までにその範囲を読んでおくこと。 ・授業内で扱ったRのプログラムを自分で実際に実行してみること。 ・理解が不十分な点があれば,担当教員に質問するなどして早めに理解するよう心がけること。
|
|
|
1. 推測統計の理論を理解し,経営学における様々な課題に対して,データから統計的推論を行えるようになる。 2. 統計ソフトウェアRを用いて,経営学における様々な課題に対して,基本的な統計分析を行えるようになる。
|
|
|
1. 推測統計の理論を理解し,データから統計的推論を行えるようになる。[b] 2. 統計ソフトウェアRを用いて,基本的な統計分析を行えるようになる。[a]
|
|
|
・期末試験(40%) ・中間試験(30%) ・平常点(30%)
|
|
|
【成績評価の基準表】
秀(S) | 優(A) | 良(B) | 可(C) | 不可(F) |
履修目標を越えたレベルを達成している | 履修目標を達成している | 履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している | 到達目標を達成している | 到達目標を達成できていない |
|
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
|
|
|
・対面型の講義を行う(ただし,1週目と2週目については,遠隔リアルタイム型の講義を行い,授業日から1週間程度講義録画を配信する)。 ・資料の配布などは授業支援システムを通じて行う。
|
|
|
|
|
|
|
9784130420655
|
|
統計学入門
|
|
東京大学教養学部統計学教室 編,
|
|
東京大学出版会
|
|
1991
|
|
|
|
|
9784794431448
|
|
例題で学ぶ統計的方法
|
|
井上洋, 野澤昌弘 著,井上, 洋, 1946-,野澤, 昌弘,
|
|
創成社
|
|
2014
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
統計学I-Aが履修済みであることを前提に授業を行う。
|
|
|
|
近年,注目を集めている人工知能(AI)の基礎となるものが統計学です。これからのビジネスパーソンにとって,統計学は必須の知識となるため,経営学部生には本科目の履修を強く推奨します。
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|