タイトル
時間割コード:9102030 日本語シラバス 英語
統計学Ⅱ-A[Statistics2-A]
 
担当教員
本橋 永至[MOTOHASHI EIJI]
開講学部等 全学教育/教養教育 対象年次 1〜 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス  
授業形態 遠隔【特例措置】 授業形態(詳細) 同時双方向 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード GB.1211 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
ビッグデータ時代が到来し,自然科学,社会科学を問わず,様々な分野において統計学の重要性が高まっている。本講義では,統計学I-Aの内容をベースとして,推測統計の理論と基本的な統計分析の方法について学ぶ。本講義の特長は,統計ソフトウェアRを用いて,乱数シミュレーションや確率分布の確率計算などを積極的に行うことにより,統計学について,経験的かつ実践的に理解を深めることである。Rとは,統計分析のために世界で最も使われているフリーソフトウェアである。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. 推測統計とは,統計学I-Aの復習
2. 大数の法則と中心極限定理
3. 母集団と標本
4. 推測統計で用いる主要な確率分布
5. 標本分布
6. 点推定
7. 正規母集団に関する区間推定
8. 2つの正規母集団に関する区間推定
9. 中間試験
10. 正規母集団に対する検定
11. 正規母集団以外の母集団に対する検定
12. 2標本検定
13. 相関と回帰
14. 単回帰分析
15. 重回帰分析
16. 期末試験
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
・次回の授業で扱う教科書の範囲を指定するので,次回の授業までにその範囲を読んでおくこと。
・授業内で扱ったRのプログラムを自分で実際に実行してみること。
・理解が不十分な点があれば,担当教員に質問するなどして早めに理解するよう心がけること。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
1. 推測統計の理論を理解し,経営学における様々な課題に対して,データから統計的推論を行えるようになる。
2. 統計ソフトウェアRを用いて,経営学における様々な課題に対して,基本的な統計分析を行えるようになる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1. 推測統計の理論を理解し,データから統計的推論を行えるようになる。[b]
2. 統計ソフトウェアRを用いて,基本的な統計分析を行えるようになる。[a]
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
・期末試験(40%)
・中間試験(30%)
・平常点(30%)
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
・対面型の講義を行う(ただし,1週目と2週目については,遠隔リアルタイム型の講義を行い,授業日から1週間程度講義録画を配信する)。
・資料の配布などは授業支援システムを通じて行う。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784274217814
書名 Rで学ぶ統計データ分析 : マーケティングデータを分析しながら正しい理論と分析力を身につける
著者名 本橋永至 著, 出版社 オーム社 出版年 2015
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784130420655
書名 統計学入門
著者名 東京大学教養学部統計学教室 編, 出版社 東京大学出版会 出版年 1991
参考書2 ISBN 9784794431448
書名 例題で学ぶ統計的方法
著者名 井上洋, 野澤昌弘 著,井上, 洋, 1946-,野澤, 昌弘, 出版社 創成社 出版年 2014
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
統計学I-Aが履修済みであることを前提に授業を行う。
 
キーワード  
推測統計, 仮説検定, データ分析, 回帰分析
 
備考  
近年,注目を集めている人工知能(AI)の基礎となるものが統計学です。これからのビジネスパーソンにとって,統計学は必須の知識となるため,経営学部生には本科目の履修を強く推奨します。
 
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