タイトル
時間割コード:RC00059 日本語シラバス 英語
都市イノベーションと課題発見Ⅱ[Urban Innovation and New Challenges Ⅱ]
 
担当教員
高見沢 実, 為近 恵美[TAKAMIZAWA MINORU, TAMECHIKA EMI]
開講学部等 都市イノベーション学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期（第5ターム） 開講曜限   クラス 都市イノベーションと課題発見Ⅱ
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
本講義は、ベンチャーマインドを持った人材の育成をめざした新しい大学院教育です。企業の研究所で、研究開発や研究企画、情報戦略担当などの実務経験を持つ教員が、その実務経験を生かして「理系の学生が企業で研究開発部門や技術部門で活躍するために必要な知識や考え方」を身に付けるために、次のような授業を行っていきます。
関連科目「イノベーションと課題発見Ⅰ」で学んだことを生かし、自らの専門分野をベースにテーマを決めてビジネスモデルを作り上げることを目的とします。その過程で研究シーズをベースにしたビジネス化の方法やスキルを身につけていきます。また特徴として、ベンチャーキャピタルの第一線で活躍するエキスパート人材に講義（講演）をお願いし、実体験に基づく話を伺うと共に、履修学生が作ったビジネスプランについて講評して頂きます。これによって、自らのプランをブラッシュアップし、最後は、各自ビジネスプランを発表してもらいます。
 
授業計画
（項目説明）授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。  
1　講義の進め方　イノベーションとは
2　他者に自らの専門性を伝える
3　顧客への価値提供とは
4　研究成果の事業化事例紹介
5　イノベーションと技術〜科学技術の進歩がもたらしたもの〜
6　個人ワーク・グループワーク〜専門分野での起業〜
7　自らの研究成果をもとにイノベーションを起こす１
8　自らの研究成果をもとにイノベーションを起こす２
9　事業化テーマ中間発表
10　事業化とは（ベンチャーキャピタリスト講義）
11　事業化プラン作り
12　事業化プラン作り
13　最終発表準備１
14　最終発表準備２
15　ビジネスプラン最終発表

※授業の構成は概ね上記の通りですが、順序等について若干変更する場合があります。
定期試験は実施しません。
秋学期（第5ターム）に移行しましたが、全てオンラインで実施します。
イノベーションと課題発見Ⅰのオリエンテーションで詳細を説明します。
 
授業時間外の学修内容
（項目説明）授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。  
１．大学院での自分自身の研究テーマについて分野外の学生に話せるようにまとめること
２．Ⅰで行った起業家訪問調査を踏まえて、市場で新しい価値を作ることの意味を復習すること
３．専門以外の分野の知識、技術と組み合わせる事で何か新しい価値を作り出すことができるか考えること
※授業時間外で自分のビジネスプランを練り、プレゼン資料の準備などを行います。
 
履修目標
（項目説明）授業で扱う内容（授業のねらい）を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。  
１. 広い視野からの課題発見力・課題解決力を実践的に身につける[a,b]
２. 自らの専門をベースにビジネスを考え出す力をつける[b]
３. 他者に自らの専門性を伝え多様な意見を取り入れるスキルを習得する[a,c]
４. グループワークの討論を通じて実践的なビジネスプランを創り上げる[a,b,c]
 
到達目標
（項目説明）授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。  
１．自らの専門を生かしたビジネスプランを作る[a]
２．グループで検討できるように自らの専門を説明できる[a,c]
３. ビジネスプランを最終報告会でわかりやすくプレゼンテーションできる[c]
 
成績評価の方法
（項目説明）成績評価の方法と評価の配分を示しています。  
評価配分
最終発表時のビジネスプラン内容（30％）
ビジネスプランに関する説明レポート（40％）
グループワークでの他者への提案等、授業への取組み姿勢（30％）

評価の観点
１. 広い視野からの実践的な問題解決力
２. 自らの専門をベースにした実現可能性の高い提案
３. 多様な意見を取り入れることができたか
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
（項目説明）授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。（表示されない場合もあります。）  
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標：授業で扱う内容（授業のねらい）を示す目標
到達目標：授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
問題解決力新しい問題を見つけ解決方法を考える事が出来る広い視野からの問題解決力を実践的に身につけることが出来る問題解決を考える事が出来る。問題が何であるかを考える事が出来る問題の把握が十分出来ない
専門をベースとした課題解決自らの専門分野を広げることで課題解決が出来る自らの専門をベースに課題を解決する力をつけることが出来る課題解決に専門分野の知識を生かすことが出来る課題と専門の関係が理解出来る課題解決の十分に考える事が出来ない
他者に専門を伝えること他の専門分野と組み合わせたビジネスプランを作ることが出来る他者に自らの専門を伝える力を付けることで多様な意見を取り入れることが出来る他者の意見を取り入れることが出来る他者に自らの専門を伝えることが出来る他者に自らの専門を伝えることが十分出来ない。
グループワーク新しい視点でビジネスプランを作ることが出来る。グループワークの討論を通じて自らのビジネスプラン創り上げることが出来る他者のプランを聞き、自らのプランに生かすことが出来る自らのプランを伝えることが出来る自らのプランを十分に伝えることが出来ない。
プレゼンテーションすること他人が気がつかない観点で自分の考えをプレゼン出来る。ビジネスプランを正確に伝えることができる。他人が理解するに十分なプレゼンが出来る。ビジネスプランを他人へ伝えることができる。ビジネスプランを他人へ伝えることが不十分である。
 
授業の方法
（項目説明）教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。  
・ベンチャー起業や企業経営に関して第一線で活躍しているエキスパート人材による講義（2回）
・実務経験のある担当教員による研究成果のビジネス化に関する講義
・自分の専門分野を生かして自らのビジネスを考えて発表する
・他者の意見を取り入れてビジネスをブラッシュアップ
・最終的にできたビジネスプランのプレゼンテーションを行う（プレゼン資料の提出）
・上記プレゼンを補うビジネスプラン説明レポートの提出


全てオンラインで行います。これに伴い、グループワークの方法は、人数に応じて変更します。
詳しくは、イノベーションと課題発見Ⅰのオリエンテーションで詳細を説明します。
 
教科書  
教科書1 ISBN
書名 －
著者名 出版社 出版年
 
教科書補足  
－
 
参考書  
参考書1 ISBN
書名 －
著者名 出版社 出版年
 
参考書補足  
－
 
履修条件および関連科目
（項目説明）この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業，並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。  
「都市イノベーションと課題発見Ⅰ」の履修を条件とする。
「インターンシップ（イノベーションと起業Ⅱ）」を履修するためには、本科目の履修が条件となる。
関連科目：
「都市イノベーションと課題発見Ⅰ」「インターンシップ（イノベーションと起業Ⅱ）」
 
キーワード  
イノベーション、起業、ベンチャー、ビジネスプラン、VC
 
備考  
「都市イノベーションと課題発見Ⅰ」および「都市イノベーションと課題発見Ⅱ」の単位取得後、「インターンシップ（イノベーションと起業Ⅱ）」を受講し修了した者には、大学より副専攻プログラム「ベンチャー・ビジネス」修得を認定し、履修台帳に特記。
 
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