タイトル
時間割コード:RPSJ230 日本語シラバス 英語
社会文化批評スタジオB[Socio Cultural Critics Studio B]
 
担当教員
高橋 弘司[TAKAHASHI HIROSHI]
開講学部等 都市イノベーション学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス 社会文化批評スタジオB
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
論文やレポート執筆の基礎となる、日本語の文章表現能力を根底から見つめ直し、実践的に能力を鍛えるスタジオ。たんに文章を執筆するだけでなく、テーマ設定、文献読解や調査、インタビュー、事実確認、論理構成などをそれぞれ細かく意識しておこない、比較的短い文章の執筆を繰り返す。また、執筆した文章は受講者同士で共有し、互いにコメントをし合う。そのコメントと教員の批評・批判等も踏まえ、各自が文章を修正のうえで再提出する。テーマを変えながら、このプロセスを繰り返すことで、文章表現能力の基礎を鍛える。
30年余り新聞記者のキャリアを持つ指導教員がその経験を踏まえ、適宜、講評・指導する。

 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
新型コロナウイルス感染拡大の状況次第では、授業内容が大きく変更となる可能性があります。



1.ガイダンス
2.第1回課題提出・学生同士の講評、教員の指導
3.同上
4.第1回課題再提出、学生同士の講評、教員指導
5.同上
6.第2回課題提出、学生同士の講評、教員の指導
7.同上
8.第2回課題再提出、学生同士の講評、教員の指導
9.同上
10.第3回課題提出・批評
11.第4回課題再提出、第5回課題発表a・コメント・批評
12.第5回課題発表b・コメント・批評
13.第5回課題再提出、第6回課題発表a・コメント・批評
14.第6回課題発表b・コメント・批評
15.第6回課題再提出、まとめ

※授業前に日々のニュースなどを踏まえたテーマ、または抽象的な「お題」を出し、課題作文を持参すること。
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
授業までに課題作文を必ず完成し、持参する。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
人文社会科学の研究に必要な調査能力、分析能力、論理構成能力を意識しつつ、日本語による文章表現を磨く。わかりやすく、かつ、「読み手」を引き付ける文章にするには、どう書けばいいのか。その習得を目指す。



 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
人文社会科学の研究に必要な論理構成能力、日本語による文章表現能力の基本を身につける。
論文やレポート執筆の基礎となる、然るべき日本語の文章表現能力の基本を身につける。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
成績評価はすべての課題が提出されていることが前提。修正を重ねたうえでの最終的な課題の完成度と、日常的なコメント内容・積極性により評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
論理構成根拠に基づき、論理的な説明ができており、説得力のある結論を導いている。根拠に基づき、論理的な説明がほぼできている。根拠を示し説明できているが、一部論理性に欠ける。根拠を示してはいるが、その解釈が曖昧もしくは不適切な部分があり、論理的な説明が充分にできていない。私見に基づいた内容で、まったく論理的な説明ができていない。
文章表現誤字、脱字はなく、文章も起承転結が明確。かつきれいな日本語表現が自然にできている。 誤字脱字がなく、段落も明確で、読みやすい文章となっている。誤字脱字がなく、段落分けもきちんとなされているが、所々文章が読みにくい。誤字脱字が2つ以上あるか、段落が区切られていない箇所が1箇所以上ある。誤字脱字が散見され、段落分けもあいまいで、読みにくい文章となっている。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
授業前に作文の「お題」を伝え、授業に持参してもらう。まず、院生同士がその作文を講評し合う。その上で、指導教員が総括的に講評する。それらを踏まえ、執筆者は「替え原稿」を執筆し、その次の授業に持参。さらに院生や指導教員が2度目の講評を行う。それら講評を踏まえ、院生に、自らの文章をより良いものに完成させる。

新型コロナウイルス感染拡大を受け、遠隔方式(Zoom使用)で行う。授業支援システムに早めに登録してください。また、最初、授業支援システムの掲示板に授業日程を含む詳しい説明や注意事項を記しますので、必ず見ておいてください。


 
キーワード  
作文,小論文,文章,講評
 
備考  
新型コロナウイルス感染拡大の状況次第では、遠隔授業に授業内容が大きく変更となる可能性があります。事前に担当教員に照会してください。
 
教員からの一言  
マス・メディアやジャーナリズムは、社会になくてはならいものです。そのあり方は現代社会に大きな影響を与えます。市民としてどうメディアやジャーナリズムに向き合えばいいのか。ニュースをどう捉えればいいのか--などについて、学生のみなさんと率直な意見交換をしながら模索していきたいと思っています。
 
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