タイトル
時間割コード:6E3229Z 日本語シラバス 英語
ソフト・コンピューティング[Soft Computing]
 
担当教員
濱上 知樹[HAMAGAMI TOMOKI]
開講学部等 理工学部 対象年次 3〜 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス  
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード RK.33330 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
ソフト・コンピューティングとは,不確実性を許容することで扱いやすさ・頑健性・低コスト性などを目指す知的情報処理の考え方です。その技術は,機械学習・人工知能・最適化・ファジイ・メタヒューリスティクスなど多岐にわたります。本講義ではソフト・コンピューティングの考え方と理論・技法を学ぶとともに,具体的アルゴリズムの理解によって,さまざまな工学分野に表れる問題解決の方法論とシステム構築方法を学びます。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. ソフトコンピューティング概論
2. ファジイ理論
3. ファジイ制御とその応用
4. 強化学習(1)
5. 強化学習(2)
6. 遺伝的アルゴリズム
7. 遺伝的プログラミング
8. 進化アルゴリズムとその応用
9. カオス理論
10. 複雑系カオスとその応用
11. ハイブリッドアプローチ
12. 群知能
13. リザバーコンピューティング
14. 量子計算
15. まとめ,これからのソフト・コンピューティング
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
予習:毎回の最後に示す次回内容のキーワードについて用語の意味と関連分野がわかる程度に調べておくと理解が深まります。
復習:授業資料にそって講義内容を復習してください。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
ソフト・コンピューティングの技法を理解し,自ら実装できるようになる準備とする。人工知能と機械学習の基本的な考え方を理解し,研究に生かせるようになる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
a.知識・教養 b.思考力
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
毎回の課題の評価点の総計による
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
令和2年前期は遠隔講義となります。各回ごとに講義予定日までにビデオによるアップロード,もしくはリアルタイム配信による講義を実施します。毎回の講義の後で課題を出しますので,その都度設定される締め切り日までに所定の手段で提出をしてください。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784817302472
書名 知能情報工学入門 : ソフトコンピューティングの基礎理論
著者名 前田陽一郎 著,前田, 陽一郎, 出版社 日新出版 出版年 2017
 
参考書補足  
講義資料を電子的または紙によって配布します。必要に応じて参考になる資料を提示します。
 
キーワード  
人工知能,機械学習,最適化,進化計算,ファジイ
 
備考  
人工知能や機械学習を含む幅広い知能システム構築法について知ることができます。
 
↑ ページの先頭へ戻る