タイトル
時間割コード:PB22005 日本語シラバス 英語
原価会計特論[Cost Accounting]
 
担当教員
君島 美葵子[KIMIJIMA MIKIKO]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 秋学期 開講曜限   クラス 原価会計特論
授業形態 授業形態(詳細) 授業方法
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
経営管理と密接な関わりのある管理会計において、原価管理は欠かせない。原価会計特論の目的は、教科書の輪読、計算の演習や事例の活用を通じて、原価管理の各種会計技法を修得し、これらの知識を用いて経営課題の解決策を説明できることである。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 

1. コストマネジメントの理解
2. 原価企画
3. ライフサイクル・コスティング
4. 価格決定
5. ABC/ABM
6. 品質コストマネジメント
7. CVP分析
8. 予算管理
9. ミニ・プロフィットセンター
10. 予算管理
11. 業績評価
12. 標準原価計算
13. 在庫管理
14. 輸送計画
15. コストマネジメントの展望
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
・予習として、教科書の内容をよく読み、章末問題を解答する。
・復習として、教科書の内容を読み直し、授業時に出題する小レポートを作成する。

 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
・原価会計の各種会計技法の仕組みについて、計算例を用いて正確に説明することができる。
・原価会計の各種会計技法の仕組みについて、事例を用いて他者でも理解しやすい説明をすることができる。
・原価会計の各種会計技法を通して、企業が抱えるさまざまな経営課題を解釈し、解決策を述べることができる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
・原価会計の各種会計技法の仕組みを説明することができる(a)。
・原価計算の各種会計技法の仕組みについて、事例を用いて説明することができる。(a, b)
・原価会計の各種会計技法を通して、企業が抱えるさまざまな経営課題を解釈し、解決策を示すことができる(a, b)。
※( )内はYNUイニシアティブに掲げる実践的「知」との相関をあらわす。
[実践的「知」:a.知識・教養 b.思考力 c.コミュニケーション能力 d.倫理観・責任感]
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
テキストの章末問題の提出と授業出席(30%)、小レポート(40%)、期末レポート(30%)
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
原価会計の各種会計技法の理解授業で扱わない原価会計の各種会計技法を説明することができる原価会計の各種会計技法の仕組みについて、計算例を用いて正確に説明することができる原価会計の各種会計技法の仕組みについて、計算例を用いて説明することができる原価会計の各種会計技法の仕組みを説明することができる原価会計の各種会計技法の仕組みを説明することができない
事例を活用した自分の考えの伝え方原価会計の各種会計技法の仕組みについて、自分が発見した事例を用いて他者でも理解しやすい説明をすることができる原価会計の各種会計技法の仕組みについて、事例を用いて他者でも理解しやすい説明をすることができる原価計算の各種会計技法の仕組みについて、事例を用いて説明することができる原価計算の各種会計技法の仕組みについて、事例を用いて考えて、示すことができる原価計算の各種会計技法の仕組みについて、事例を用いて説明することができない
経営課題の解釈と解決能力原価会計の各種会計技法を通して、企業が抱えるさまざまな経営課題を解釈し、解決策をわかりやすく説明することができる原価会計の各種会計技法を通して、企業が抱えるさまざまな経営課題を解釈し、解決策を示すことができる原価会計の各種会計技法を通して、企業が抱えるさまざまな経営課題を解釈し、説明することができる原価会計の理論に基づく計算技法を通して、企業が抱えるさまざまな経営課題を解釈することができる原価会計の理論に基づく計算技法を通して、企業が抱えるさまざまな経営課題を解釈することができない
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
・本年度は、「授業支援システム」に示した教科書を使用して、遠隔方式で行う。
・具体的な授業の進め方については、この授業の開講日までに授業支援システムに「共通教材」としてアップロードされるPDFファイル「授業計画(2020年度)」を必ず参照すること。
・授業に関するその他の指示は、「お知らせ発信」または「掲示板」にて周知されることがある。そのため、受講生はYNUメールが読めるように設定しておくこと。
・授業について教員に質問がある場合は、授業支援システムの「Q&A」を利用すること。
・授業課題等は、提出期限を過ぎたもの、指定された方法以外で提出されたものは理由を問わず一切受け取らないので注意すること。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784883841738
書名 ケースブックコストマネジメント
著者名 加登豊, 李建 著,加登, 豊, 1953-,李, 建, 1962-, 出版社 新世社 出版年 2011
 
教科書補足  
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参考書  
参考書1 ISBN 9784254275353
書名 企業経営の財務と会計
著者名 蜂谷豊彦, 中村博之 著,蜂谷, 豊彦, 1962-,中村, 博之, 1960-,森, 雅夫, 1942-,円川, 隆夫, 1949-, 出版社 朝倉書店 出版年 2001
参考書2 ISBN 9784502281105
書名 管理会計
著者名 岡本清, 廣本敏郎, 尾畑裕, 挽文子 著,岡本, 清, 1930-,広本, 敏郎, 1952-,尾畑, 裕, 1958-, 出版社 中央経済社 出版年 2008
参考書3 ISBN 9784765810098
書名 原価計算
著者名 岡本清 著,岡本, 清, 1930-, 出版社 国元書房 出版年 2000
参考書4 ISBN 9780134475585
書名 Horngren's Cost Accounting: A Managerial Emphasis (16th Edition)
著者名 Srikant M. Datar, Madhav V. Rajan 出版社 Pearson 出版年 2017
 
参考書補足  
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履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
当該授業を履修するにあたって、学部レベルの管理会計、原価計算の知識を持つことが望ましい。
あらかじめ履修しておいたほうが良い授業科目、並行履修を強く進める授業科目は以下の通り。
(大学院)管理会計特論
(学部)管理会計論Ⅰ、管理会計論Ⅱ、原価会計論
 
キーワード  
原価会計 (cost accounting), 管理会計(management accounting), 意思決定(decision making), 業績評価(performance evaluation), マネジメントコントロール(management control)
 
備考  
企業経営に関する情報をキャッチできるように、日頃から「アンテナ」を張るようにしましょう。
 
教員からの一言  
企業経営に関する情報をキャッチできるように、日頃から「アンテナ」を張るようにしましょう。
 
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