タイトル
時間割コード:PB10006 日本語シラバス 英語
管理会計特論[Study of Management Accounting]
 
担当教員
君島 美葵子[KIMIJIMA MIKIKO]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス 管理会計特論
授業形態 遠隔 授業形態(詳細) 同時双方向 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
近年、情報通信技術の発達により、組織の経営管理と会計システムとの結びつきは強くなってきた。そのため、組織では、以前よりも迅速かつ大量な会計情報を扱うことができるようになった。管理会計特論では、このような会計情報を組織内で誰がどのように利用するのかを中心に学修する。そして、管理会計の観点から、各種経営課題を分析できることを目的とする。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
授業の進捗状況より若干ずれが生じる場合もある。

第1回 企業管理と管理会計
第2回 管理会計の歴史
第3回 管理会計の体系
第4回 中期利益計画
第5回 戦略分析会計
第6回 中期個別会計
第7回 資本予算
第8回 短期利益計画
第9回 予算管理
第10回 直接原価計算
第11回 事業部制会計
第12回 ミニプロフィットセンター
第13回 購買管理会計
第14回 生産管理会計
第15回 販売管理会計
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
(予習)語句を調べ、計算手順を確認しながら教科書及び配布資料を事前に読了する。
(復習)講義で参照した教科書の範囲を読み直す。課題や期末レポートを通じて、講義内容の理解を深める。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
・管理会計の各種技法をわかりやすく説明することができる。
・管理会計の各種技法の計算を理解でき、自ら正確な会計情報を作成することができる。
・企業が抱える経営課題を管理会計の視点から分析でき、解決策を示すことができる。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
・管理会計の各種技法を説明することができる。
・管理会計の各種技法の計算を理解でき、会計情報を作成することができる。
・企業が抱える経営課題を管理会計の視点から解釈できる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
授業内の質疑応答内容(20%)、各回の復習課題(60%)、期末レポート(20%)を総合的に評価する。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
管理会計の各種技法の理解授業で扱わない管理会計の各種技法を理解し、わかりやすく説明することができる管理会計の各種技法を他者へわかりやすく説明することができる管理会計の各種技法をわかりやすく説明することができる管理会計の各種技法を説明することができる管理会計の各種技法を説明することができない
正確な会計情報作成授業で扱わない管理会計の各種技法を理解でき、自ら正確な会計情報を作成することができる管理会計の各種技法の計算を理解でき、自ら正確な会計情報を作成することができる管理会計の各種技法の計算を理解でき、自ら正確な会計情報を作成することができる管理会計の各種技法の計算を理解でき、会計情報を作成することができる管理会計の各種技法の計算を理解でき、会計情報を作成することができない
経営課題の解決と解決策の提示企業が抱える経営課題を管理会計の視点から分析でき、解決策をわかりやすく説明することができる企業が抱える経営課題を管理会計の視点から分析でき、解決策を示すことができる企業が抱える経営課題を管理会計の視点から認識し、分析できる企業が抱える経営課題を管理会計の視点から解釈できる企業が抱える経営課題を管理会計の視点から解釈できない
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
・本講義は、ウェブ会議システムを利用したリアルタイムでの遠隔方式で行う。

・履修希望者は、授業支援システムに仮登録の上、初回の授業に必ず参加すること。また、ウェブ会議システムへメンバーとして追加する際、「YNUメール」のアドレスの登録が必要となる。そのため、履修希望者は事前にYNUメールを用いて、授業への参加希望の旨、担当教員へ直接連絡すること。初回講義の出席者数を把握するため、2021年4月11日までに連絡をとること。

・講義の進め方の詳細は、当科目の授業支援システムでアップロードされる「授業計画(2021年度)」を参照すること。講義にかんするその他の指示は、「お知らせ発信」または「掲示板」にて周知されることがある。そのため、YNUメールを随時読めるように設定しておくこと。

・提出物は、授業支援システムを通じて提出する。提出期限を過ぎたもの、指定された方法以外で提出されたものは理由を問わず一切受け取らない。

・報告担当者はレジュメを作成したうえで、担当箇所について報告すること。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9784883842551
書名 管理会計論 = MANAGEMENT ACCOUNTING
著者名 上總康行 出版社 新世社 出版年 2017
 
教科書補足  
-
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784765810098
書名 原価計算
著者名 岡本清 出版社 国元書房 出版年 2000
参考書2 ISBN 9784502281105
書名 管理会計
著者名 岡本清, 廣本敏郎, 尾畑裕, 挽文子 出版社 中央経済社 出版年 2008
 
参考書補足  
参考書は随時紹介する。
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
・本学経営学部の講義「管理会計論Ⅰ」「管理会計論Ⅱ」「原価会計論」の講義内容と同等の知識を有していることが望ましい。
・原価会計特論を並行履修することによって学修効果が高まる。
 
キーワード  
管理会計(management accounting), 業績測定(performance measurement), 意思決定(decision making),プランニング(planning),マネジメント・コントロール(management control)
 
備考  
企業経営に関する情報をキャッチできるように、日頃から「アンテナ」を張るようにしましょう。
 
教員からの一言  
企業経営に関する情報をキャッチできるように、日頃から「アンテナ」を張るようにしましょう。
 
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