タイトル
時間割コード:PB21009 日本語シラバス 英語
グローバル・イノベーション・マネジメント特論[Study of Global Innovation Management]
 
担当教員
真鍋 誠司[MANABE SEIJI]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次 1〜2 単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス グローバル・イノベーション・マ
授業形態 遠隔 授業形態(詳細) 同時双方向 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
本講義の目的は、グローバル環境における企業のイノベーションマネジメント上の課題に関して、基礎および発展的な知見を理解することにある。本講義では、国際経営論とイノベーションマネジメント論に横断する領域に焦点を当て、その領域において、実務的にどのような問題が存在し、またどのような研究が行われてきたのかを学習する。具体的には、当該領域に関する基礎的な文献を輪読すると共に、適宜、関連する論文を取り上げ議論する。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1.ガイダンス
2.文献輪読: Ch1, The Innovation Challenge
3.文献輪読: Ch2, The Optimized Footprint(1)
4.文献輪読: Ch2, The Optimized Footprint(2)
5.文献輪読: Ch3, How a Site Creates Value and Why the Size of the Network Matters(1)
6.文献輪読: Ch3, How a Site Creates Value and Why the Size of the Network Matters(2)
7.文献輪読: Ch4, The Barriers to Integration(1)(2)
8.ディスカッション
9.文献輪読: Ch5, Improving Receptivity and Communication(1)
10.文献輪読: Ch5, Improving Receptivity and Communication(2)
11.文献輪読: Ch6, Organizing for Global Innovation Projects(1)
12.文献輪読: Ch6, Organizing for Global Innovation Projects(2)
13.文献輪読: Ch7, Collaborative Innovation(1)
14.文献輪読: Ch7, Collaborative Innovation(2)
15.文献輪読: Ch8, Globally Integrated Innovation
16.ディスカッション
なお、受講者の関心や講義の進捗に応じて予定を変更する場合がある。
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
・講義で扱う文献を精読し、その内容をレジュメに整理することが予習となる。
・講義で触れた内容と自身の研究との関連性を検討することが復習となる。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
・グローバルな企業の活動に関して、国際経営論やイノベーションマネジメント論の視点から理解できるようになること。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1.グローバル環境における企業のイノベーション活動上の諸問題を把握することができる。
2.そうした諸問題について、理論的な視点から理解することができる。
3.そうした諸問題に関連する新たな研究課題を発見することができる。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
出席:20%、ディスカッションにおける貢献度:30%、レジュメによる報告内容:50%
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業内容をほぼ100%理解している。到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
課題解法能力解法が分からない他人にアドバイスができる。何も参照せずに独自の能力で課題を解くことができる。参考書などを参考にすれば、独自で課題を解くことができる。他人のアドバイスがあれば課題を解くことができる。他人のアドバイスがあっても自発的に課題を解くことができない。
調査能力(予習)自ら進んで予習範囲を越えて調べている。予習範囲を十分に理解し、他人に説明できる。指示した予習範囲の理解にあいまいな点がある。指示された範囲は予習するが、理解が不十分である。指示された範囲は予習が不十分である。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
毎回、受講者全員が持ち寄ったレジュメを基に輪読を進め、ディスカッションをする。
なお、本授業は、全てオンライン(リアルタイム)で行う。授業前に必ず、授業支援システムを確認すること。
 
教科書  
教科書1 ISBN 9781422125892
書名 Managing Global Innovation: Frameworks for Integrating Capabilities Around the World
著者名 Yves L. Doz, Keeley Wilson 出版社 Harvard Business School Pr 出版年 2012
 
教科書補足  
適宜取り上げる論文については講義内で別途指示する。
 
参考書  
参考書1 ISBN
書名 -
著者名 出版社 出版年
 
参考書補足  
適宜紹介する。
 
履修条件および関連科目
(項目説明)この授業を履修するにあたってあらかじめ履修が必要な授業,並行して履修することによって学修効果を高める授業などを示しています。
 
国際経営論や技術経営論の基礎的な知識を既に有していることが望ましい。
 
キーワード  
イノベーション(innovation)、国際経営(international business management)、技術経営(management of technology)、
 
教員からの一言  
 経営学は主に企業に関する学問ですが、個人の日常の暮らしや生き方にも応用できる部分が少なくありません。大学生活・大学院生活はもちろん、大学卒業後・大学院修了後の人生を有意義に過ごすためにも、経営学の「ものの見方・考え方」を身につけてください。
 
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