タイトル
時間割コード:PB50013 日本語シラバス 英語
サステナビリティ・マネジメント[Sustainability Management]
 
担当教員
大森 明[OMORI AKIRA]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次   単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス サステナビリティ・マネジメント
授業形態 対面 授業形態(詳細) 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
サステナビリティ社会における企業経営のためには、企業活動のサステナビリティに関わる側面を把握し、そのビジネスチャンスとリスクを経営戦略に組み込んでいくことが必要不可欠になっています。本講義では、ケーススタディを取り入れながら、SDGs、気候変動などに象徴される社会問題・環境問題に対応したサステナビリティ・マネジメントについて理論と実践を学ぶと伴に、今後のサステナビリティ社会における企業経営の在り方について議論します。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. サステナビリティ・マネジメント概論
2. 環境マネジメントと情報開示
3. サステナビリティ・マネジメントと情報開示
4. SDGsと経営戦略
5. サステナビリティと財務情報
6.気候変動と経営戦略
7. 気候変動と情報開示
8. サステナビリティ投資とサステナビリティ企業評価
9. 統合報告とサステナビリティ戦略
10.サステナビリティ戦略ケーススタディ
11.CSVケーススタディ
12.レポート・プレゼン
ゲストスピーカーを招いて講義をしてもらうことがあるため、順番が変更されることがあります。
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
1.講義の配布スライドの内容を復習する。
2.企業のサステナビリティ活動についてサステナビリティ報告書などを使って調べる。
3.企業のサステナビリティ活動を評価する各種の指標を調べる。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
1.サステナビリティの考え方や施策(各種ガイドライン、SDGs、パリ協定など)を理解し、企業の将来の在り方について考察する。
2.企業活動の諸側面(経済・環境・社会)とそのマネジメントについて理解する。
3.環境会計の基本的なしくみを理解し,内容を評価する力を習得する。
4.企業のサステナビリティ戦略や環境戦略を評価する力を習得する。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
1.サステナビリティの考え方を理解する。
2.企業活動の諸側面(経済・環境・社会)とそのマネジメントについて理解する。
3.環境会計の基本的なしくみを理解する。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
レポート×1回(40%)、ディスカッション(40%)、プレゼン(20%)で評価します。ただし、ゲストスピーカー、レポート、ワークショップなどの回数によって配分は変わります。
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業内容をほぼ100%理解している。到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
課題分析能力独自の視点から分析指標を作成することができる。何も参照せずに独自の能力で分析指標を作成することができる。参考書などを参考にして、分析指標を作成することができる。分析指標を作成することができるが、十分ない内容になっていない。分析指標を作成することができない。
調査能力自ら進んで独自の企業評価を行うことができる。対象企業の的確な評価を行うことができる。対象企業の評価を行うことができる。対象企業の評価を行うことができるが、理解の不十分な部分がある。企業評価ができない。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
配布資料・パワーポイントを用いた講義を中心に、必要に応じてゲストスピーカーの講演、履修者によるプレゼン、ディスカッションを行います。
 
教科書  
教科書1 ISBN
書名
著者名 出版社 出版年
 
教科書補足  
 
参考書  
参考書1 ISBN 9784839421304
書名 サステナビリティ社会のための生態会計入門
著者名 河野正男, 八木裕之, 千葉貴律 編著,河野, 正男, 1940-,八木, 裕之,千葉, 貴律, 出版社 森山書店 出版年 2013
参考書2 ISBN -
書名 環境報告ガイドライン2018
著者名 環境省 出版社 環境省 出版年 2018
参考書3 ISBN -
書名 TCFD提言
著者名 TCFD 出版社 TCFD 出版年 2017
参考書4 ISBN -
書名 GRIガイドラインスタンダード
著者名 GRI 出版社 GRI 出版年 2016
参考書5 ISBN -
書名 国際統合報告フレームワーク(改訂版)
著者名 IIRC 出版社 IIRC 出版年 2020
 
キーワード  
環境会計(Environmental Financial Accounting)、環境報告書(Environmental Reporting)、サステナビリティ報告書(Sustainability Reporting)、環境経営(Environmental Management)、サステナビリティ経営(Sustainability Management)、統合報告(Integrated Reporting)、SDGs(Sustainable Development Goals) 
 
備考  
企業経営とサステナビリティ、SDGs、気候変動対策などについて自分で考え、履修者やゲストスピーカーと積極的に議論してください。
 
参照ホームページ  
http://www.env.go.jp/policy/
 
教員からの一言  
授業には単に出るのではなく、主体的に参加するようにしましょう。
 
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