タイトル
時間割コード:PB50007 日本語シラバス 英語
技術マネジメント[Technology Management]
 
担当教員
大沼 雅也[ONUMA MASAYA]
開講学部等 国際社会科学府 対象年次   単位数 2 使用言語 日本語
開講時期 春学期 開講曜限   クラス 技術マネジメント
授業形態 遠隔 授業形態(詳細) 同時双方向 授業方法 講義
特記事項  
ナンバリングコード 実務経験のある教員による授業
授業の目的  
本講義の目的は、イノベーションマネジメントに関する論点および関連の深い概念について理解を深めると共に、その概念を用いて「現象」を分析する力を鍛えることにある。イノベーションの実現プロセスは、複雑であるが故に、そこに潜む問題を読み解くためには、何かしらの概念的なレンズが必要となる。本講義では、そのレンズとしての概念について、各種の文献を通じて学習・理解すると共に、自ら選んだイノベーションに関する問題を分析できるようになることを目指す。
 
授業計画
(項目説明)授業全体のスケジュールを示しています。学修計画を立てる際の参考にしてください。
 
1. ガイダンス:イノベーションとは何か
2. どのような時にイノベーションを先導すべきか
3. なぜ技術変化に対応できないのか(1)
4. なぜ技術変化に対応できないのか(2)
5. なぜ「両利き」は難しいのか
6. コア技術をどう効果的に活かすか
7. 良い提携とは何か
8. 誰と協調すべきか
9. ネットワークは何をもたらすのか
10. 各プロジェクトをどうマネジメントするか
11. レポート中間発表(1)
12. レポート中間発表(2)

なお、進捗等によってスケジュールを一部変更することがある。
 
授業時間外の学修内容
(項目説明)授業全体を通して授業前に予習すべき内容、授業後に復習すべき内容を示しています。単位は、授業時間前後の予習復習を含めて認定されます。
 
受講者には、ほぼ毎回の予習レポートが課される。具体的には文献の学習やその知見に基づく現象の考察などを予習として行ってもらう。また、復習として講義内で行われた議論の内容について、適宜振り返りことが推奨される。
 
履修目標
(項目説明)授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標です。より高度な内容は自主的な学修で身につけることを必要としています。
 
イノベーションマネジメントに関する基本的な論点と概念を理解し、それを基にイノベーションに関する現象を適切に自ら分析することができるようになること。
 
到達目標
(項目説明)授業を履修する人が最低限身につける内容を示す目標です。履修目標を達成するには、さらなる学修を必要としている段階です。
 
イノベーションマネジメントに関する基本的な論点と概念を理解すること。
 
成績評価の方法
(項目説明)成績評価の方法と評価の配分を示しています。
 
平常点:各種提出物・講義内での発表(60%)、最終レポート(40%)
 
成績評価の基準 -ルーブリック-
(項目説明)授業別ルーブリックでは評価の項目と、成績評価の基準との関係性を確認できます。(表示されない場合もあります。)
 
【成績評価の基準表】
秀(S)優(A)良(B)可(C)不可(F)
履修目標を越えたレベルを達成している履修目標を達成している履修目標と到達目標の間にあるレベルを達成している到達目標を達成している到達目標を達成できていない
履修目標:授業で扱う内容(授業のねらい)を示す目標
到達目標:授業において最低限学生が身につける内容を示す目標
【授業別ルーブリック】
評価項目評価基準
期待している以上である十分に満足できる(履修目標)やや努力を要する努力を要する(到達目標)相当の努力を要する
理解度授業内容を越えた自主的な学修が認められる。授業内容を十分に理解している。到達目標は理解しているが、授業内容に不足がある。到達目標に達していることが認められる。到達目標に達していない。
精読・考察自ら進んで文献内容の理解に取り組み、考察を十分に行っている自ら進んでい文献内容の理解に取り組み、考察を行っている。文献内容の理解に取り組み、考察を行っている。文献内容の理解に取り組み、考察を行っているものの、十分ではない。文献内容の理解に取り組み、考察を行っていない。
 
授業の方法
(項目説明)教員が授業をどのように進めるのか、課題提出などの情報もあわせて示しています。
 
【方法】
本講義はTeamsを用いた遠隔講義となる。
開講日が近くなったタイミングで、受講に向けた手順についてアナウンスするため、受講希望者は「授業支援システム」に記載される情報を事前に確認しておくこと。

【課題等】
本講義は以下の二つのパートから構成される。
(1)概念を理解するための輪読・ディスカッション
(2)概念を活用し、現象を分析するためのレポート作成・発表
本講義では(1)のための予習を基にしなから、各概念について、受講者同士で理解を深めていく。それと並行して、受講者が自ら選んだテーマに沿って、イノベーションに関する問題を分析・考察することが課される。最終的には、その成果を期末レポートとして提出してもらう。
 
教科書  
教科書1 ISBN
書名 -
著者名 出版社 出版年
 
教科書補足  
使用する文献は適宜指示する。
 
参考書  
参考書1 ISBN 9780198746492
書名 The Oxford Handbook of Innovation Management
著者名 Mark Dodgson他 出版社 Oxford Univ Pr 出版年 2015
 
参考書補足  
参考書については適宜指示する。
 
キーワード  
イノベーション(innovation),技術マネジメント(technology management),戦略(strategy),組織(organization)
 
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